理容師の過去問
第34回
理容の物理・化学 問33

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問題

第34回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

刃物に用いる鋼の原料として、使用されないものは、次のうちどれか。
  • クロム
  • コバルト
  • 炭素
  • 亜鉛

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この過去問の解説 (3件)

01

刃物に使用する鋼は、炭素鋼、合金鋼、ニッケルクロム鋼、ニッケルクロムモリブデン鋼、クロム鋼、クロムモリブデン鋼、マンガン鋼となっています。

原料は炭素、ニッケル、クロム、コバルトです。

(4)の亜鉛は間違いです。
亜鉛は電池や化粧品の顔料などに使われています。
他にも、鋼材の防食を目的に使用される亜鉛めっきを施した鋼板は「トタン」と呼ばれます

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02

正解は 4 です。

亜鉛は電池などに使用されています。

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03

正解は4です。

現在、理容・美容で使われる鋏(シザーズ)に使用される一般的な鋼としては「ステンレス鋼」があります。

鉄にクロムニッケルを混ぜた合金で、非常にさびにくいのでウエットヘアでカットする理容・美容の鋏には最適です。

このステンレス鋼にコバルトを混ぜたものやタングステンを混ぜたもの、炭素を混入した炭素鋼や非常に硬いダマスカスを使ったものなどがあります。

1のクロムはステンレス鋼に使われる素材です。

2のコバルトもステンレス鋼に混ぜて使われる素材です。

3の炭素も刃物の素材としてよく使われています。

4の亜鉛は硬度が低く柔らかいため刃物の素材には使われません。

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