理容師の過去問
第35回
理容の物理・化学 問31
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問題
第35回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
毛髪を切断する時に生じる力について、次の文章の[ ]l内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「 鋏で毛髪を切断するとき、図1のように毛髪の切断面に並行で反対向きの2つの外力が加えられ[ A ]の変形が起こる。この外力に抵抗して切断面に並行に反対向きの[ B ]が生じる。次に図2のように毛髪の内部に侵入した刃は[ C ]の原理によって毛髪を押し開き、切り進む。」
「 鋏で毛髪を切断するとき、図1のように毛髪の切断面に並行で反対向きの2つの外力が加えられ[ A ]の変形が起こる。この外力に抵抗して切断面に並行に反対向きの[ B ]が生じる。次に図2のように毛髪の内部に侵入した刃は[ C ]の原理によって毛髪を押し開き、切り進む。」
- [ A ]ねじれ [ B ]剪断応力 [ C ]たわみ
- [ A ]ずれ [ B ]剪断応力 [ C ]くさび
- [ A ]ねじれ [ B ]圧縮応力 [ C ]くさび
- [ A ]ずれ [ B ]圧縮応力 [ C ]たわみ
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
毛髪を切断する時に生じる力についての記述の穴埋めをしていきましょう。
鋏で毛髪を切断するとき、毛髪の切断面に並行で反対向きの2つの外力が加わることで毛髪にずれの変形が生じます。
Aはずれです。
このずれに対して、切断面に並行して反対方向に剪断応力という力が生じます。
Bは剪断応力です。
毛髪内部にシザーズの刃が侵入すると、くさびの原理によって侵入部分から毛髪を押し開き切り進んでいきます。
Cはくさびです。
A:ずれ B:剪断応力 C:くさび の組み合わせです。
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02
正解は2です。
剪断応力とは
物体の内部にある面と平行に滑らせることでずれが起き、これにより断面に生じる力です。
くさびの原理とは
刃物で物体を切断する際に働く原理です。
圧縮応力とは
圧縮された物体の内部に生じる力です。
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03
A →ずれ B→剪断応力 C→くさび
鋏は2枚の刃が交差して毛髪を切るはたらきをするもので、力学的にはてこの原理を応用した簡単な構造です。
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