理容師の過去問
第36回
皮膚科学 問30

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問題

第36回 理容師国家試験 皮膚科学 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 頭部白癬( シラクモ )は、真菌( カビ )による感染症である。
  • 円形脱毛症は、ウイルスによる感染症で、他人に感染することがある。
  • 疥癬( ヒゼン )は、ヒゼンダニの寄生によっておこる。
  • 伝染性膿痴疹( トビヒ )は、化膿菌による感染症で、うみがほかの部分の皮膚について感染する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

頭部白癬(シラクモ)は、「白癬菌」と言う皮膚糸状菌(真菌)によるもの感染症です。

現在では、まれにしか見られません。

1は正しい説明です

円形脱毛症の原因は、いくつか提唱されています。

自己免疫異常精神的ストレスアトピー性皮膚炎遺伝などです。

2が誤った説明です。

疥癬( ヒゼン )は、ヒゼンダニという小さなダニが皮膚の最上層「角質層」に寄生することで起こる感染症です。

3は正しい説明です。

伝染性膿痴疹( トビヒ )は、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が小さな傷から侵入することで起こる感染症です。

火事で火の粉が燃え移るように人から人に感染することから、トビヒ(飛び火)と呼ばれています。

4も正しい説明です。

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02

皮膚疾患に関する問題です。

選択肢1. 頭部白癬( シラクモ )は、真菌( カビ )による感染症である。

頭部白癬( シラクモ )は、真菌( カビ )による感染症です。

選択肢2. 円形脱毛症は、ウイルスによる感染症で、他人に感染することがある。

円形脱毛症は、ストレスが大きく関わっているため、他人に感染することはありませんでので誤りです。

選択肢3. 疥癬( ヒゼン )は、ヒゼンダニの寄生によっておこる。

折癬( ヒゼン )は、ヒゼンダニの寄生によっておこります。

選択肢4. 伝染性膿痴疹( トビヒ )は、化膿菌による感染症で、うみがほかの部分の皮膚について感染する。

伝染性膿痴疹( トビヒ )は、化膿菌による感染症で、うみがほかの部分の皮膚について感染します。

また、あせも、湿疹、虫刺され、すり傷などにばい菌(化膿菌)が入り込んで、みずぶくれができます。

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03

正解は2です。

1 . 頭部白癬( シラクモ )は、真菌( カビ )による感染症です。
白癬菌が毛包内に入った疾患です。

2 . 円形脱毛症は、原因は不明であるが免疫異常と考えられ、ストレスが加わると発症します。
他人に感染することはありません。

3 . 疥癬( ヒゼン )は、ヒゼンダニの寄生によって起こります。
ヒトからヒトへ感染します。

4 . 伝染性膿痴疹( トビヒ )は、化膿菌(主にブドウ球菌)による感染症で、うみがほかの部分の皮膚について感染します。

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