理容師の過去問
第39回
衛生管理技術 問17
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問題
第39回 理容師国家試験 衛生管理技術 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
血液が付着している疑いのない用具類の消毒方法として、誤っているものはどれか。
- はさみを0.2%の逆性石けん水溶液に10分間浸した。
- タオルをタオル蒸し器に入れ80°Cを超える温度で15分間保った。
- プラスチック製のブラシを消毒用エタノールに10分間浸した。
- くしに1cm2あたり75マイクロワットの紫外線を10分間照射した。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
血液が付着している疑いのないものの消毒法としては、以下の方法があります。
・沸騰後2分間以上煮沸する
・85μw/㎠以上の紫外線を連続して20分間以上照射する
・76.9~81.4%エタノール液で器具表面を拭く
・80℃をこえる蒸気に10分間以上触れさせる
・0.01%~0.1%次亜塩素酸ナトリウム液に10分間以上浸す
・0.1%~0.2%逆性石けん液に10分間以上浸す
・0.1%~0.2%両性界面活性剤液に10分間以上浸す
・0.05%グルコン酸クロルヘキシジン液に10分間以上浸す
1.はさみを0.2%の逆性石けん水溶液に10分間浸すのは正しい消毒法です。
2・タオルをタオル蒸し器に入れ80°Cを超える温度で15分間保つのも正しい消毒法です。
3・プラスチック製のブラシを消毒用エタノールに10分間浸すのも正しい消毒法です。
4.くしに1cm2あたり75マイクロワットの紫外線を10分間照射は誤った消毒法です。
正しくは1cm2あたり85マイクロワットの紫外線を20分間照射です。
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02
理容師法施行規則で規定されている紫外線消毒は、85マイクロワット/c㎡以上の紫外線を20分間以上照射すると定められています。
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03
消毒方法に関する問題です。
正しいです。
逆性石けんでの消毒の場合、0.1%から0.2%の逆性石けん水溶液に10分間以上浸す必要があります。
正しいです。
蒸し器などによる蒸気消毒の場合、80℃を超える蒸気に10分間以上触れさせる必要があります。
正しいです。
エタノール消毒の場合、消毒用エタノールの中に10分間以上浸す必要があります。消毒後は消毒液を洗い流しておきます。
誤っています。
紫外線照射による消毒の場合、2㎠あたり85マイクロワットの紫外線を20分間以上連続照射する必要があります。
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