理容師の過去問
第40回
皮膚科学 問28
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問題
第40回 理容師国家試験 皮膚科学 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 表皮角質層のケラチンは、外力に対して強い抵抗力を持っている。
- 体温調節作用を積極的に行うのは、立毛筋と脂腺である。
- 皮脂の分泌は 20~25歳で最高となる。
- 経皮吸収には、表皮経路と皮膚付属器官経路がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
皮膚の最外層である表皮角質層を構成するケラチンは、独特の構造で硬く弾力性に富んでいて、外力に対して強い抵抗力があります。
1は正しい説明です。
皮膚の付属器官である汗腺は、汗を分泌し、それが蒸発することで体温を下げる作用(気化熱)により体温調節を積極的に行っています。
立毛筋も寒い時に収縮することで体温が下がることを防いでいますが、汗腺の機能ほどの体温調節効果はありません。
2が誤った説明です。
男性と女性で少し差がありますが、皮脂の分泌は20~25歳でピークを迎え、年齢とともに減少していきます。
3は正しい説明です。
経皮吸収には、皮膚表面の細胞の間や細胞を通じて吸収される表皮経路と、汗腺や脂腺といった皮膚付属器官を通じて吸収される皮膚付属器官経路の2つのルートがあります。
4も正しい説明です。
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02
1 . 表皮角質層のケラチンは、弾力性と柔らかさがあり、外力に対して強い抵抗力を持っています。
2 . 体温調節作用を積極的に行うのは、毛細血管と汗腺です。
3 . 皮脂の分泌は 20~25歳で最高となり、高齢になるとともに減少します。
脂腺の発育は男性ホルモンによって行われます。
4 . 経皮吸収には、表皮経路と皮膚付属器官経路があります。
※経皮吸収とは皮膚を通して物質を体の中にまで取り入れる働きのことです。
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