理容師の過去問
第40回
理容の物理・化学 問31
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問題
第40回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
熱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 発熱に電気を利用したヘアアイロンのロッド部分には、熱伝導の良い金属が使われる。
- 液体が沸騰している間、熱を加えても温度は上がらない。
- 赤外線は、黒色の物体によく吸収され、物体の温度を上げる。
- 電流によって導線上に発生する熱量は、電流の流れた時間に反比例する。
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この過去問の解説 (3件)
01
4番が正解です。
電流によって導線上に発生する熱量は、電流の流れた時間に比例します。
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02
電流の流れた時間に比例します。
熱量(単位ジュールJ)とは熱運動の運動エネルギーの量です。
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03
正解は4です。
電気によって発熱するヘアアイロンのロッド部分は、金属でできているものがほとんどですが、髪のすべりがよく熱伝導のよい素材が使われています。
1は正しい説明です。
液体が内部からも激しく気化して蒸発する状態である沸騰が続く間は、液体の温度は一定に保たれます。
2も正しい説明です。
黒色は赤外線に限らず可視光をほとんど吸収するため、そのエネルギーは熱になり、物体の温度を上げることになります。
3も正しい説明です。
導体を流れる電流とそこで生み出される熱の関係をあらわす「ジュールの第一法則」の公式は、Q(熱量)=I²(電流)R(抵抗)t(時間)なので、導線上に発生する熱量は電流の流れた時間に比例します。
4が誤った説明です。
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