理容師の過去問
第40回
理容の物理・化学 問38

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問題

第40回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンは、ともに( B )であるが、アンモニア水は( C )性が高く、モノエタノールアミンは( C )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
  • A:小さく  B:強アルカリ剤  C:凝集
  • A:小さく  B:弱アルカリ剤  C:揮発
  • A:大きく  B:強アルカリ剤  C:揮発
  • A:大きく  B:弱アルカリ剤  C:凝集

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( 大きく )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンは、ともに( 強アルカリ剤 )であるが、アンモニア水は( 揮発 )性が高く、モノエタノールアミンは( 揮発 )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( 揮発 )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」

●アンモニア水
ウェーブの形成力が強くかかりにくい硬毛にも適していますが、強い刺激臭があります。

●モノエタノールアミン(エタノールアミン)
ウェーブの形成力はやや強いですが、刺激臭は少ないです。
また、毛髪を損傷しやすいです。

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02

正解は3です。

パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する記述の穴埋めをしていきましょう。

パーマ剤第1剤に配合されるアルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持っていますが、そのpH(アルカリ度)が高いほど膨潤度が大きくなります。

Aは大きくです。

アンモニア水とモノエタノールアミンは、ともに強アルカリ剤です。

Bは強アルカリ剤です。

アンモニア水は揮発性が高く、第1剤の作用時間中に徐々にアルカリ剤の作用が弱まっていきます。

それに対して、揮発性のないモノエタノールアミンは作用が持続します。

Cは揮発です。

A:大きく B:強アルカリ剤 C:揮発 の組み合わせとなります。

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03

3番が正解です。

アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( 大きく )なります。アンモニア水とモノエタノールアミンは、ともに( 強アルカリ )ですが、アンモニア水は( 揮発 )性が高く、モノエタノールアミンは( 揮発 )性がありません。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( 揮発 )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続します。

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