理容師の過去問
第41回 新
皮膚科学 問2
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問題
第41回 新 理容師国家試験 皮膚科学 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 爪には、成長期、退行期、休止期という成長周期がある。
- アポクリン腺は、手掌、足底に多い。
- 毛は、皮膚表面に出ている部分を毛幹、皮膚の内部にある部分を毛根という。
- 日本人の頭毛が黒いのは、褐色のエラスチンの量が多いためである。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 爪は毛と違って成長周期がなく、成長を続けます。
2 . 汗腺
【エクリン腺】
皮膚表面に開口し、手掌や足底に多いです。
【アポクリン腺】
毛包内に開口し、外耳道、腋窩、乳輪、へそ、会陰部に限られ、思春期になってから機能を発揮します。
3 . 毛は、皮膚表面に出ている部分を毛幹、皮膚の内部にある部分を毛根といいます。
4 . エラスチンでなくメラニンです。
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02
答えは3です。
1、
爪は髪と違い、成長周期がありません。
よって、(成長周期がある)→(たえず成長を続けている)の誤りです。
2、
汗を分泌する腺は
「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。
アポクリン腺:脇の下に多く
乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門周囲などに存在します。
エクリン腺:掌、足底の他に、額に多く存在します。
よって、(アポクリン腺)→(エクリン腺)の誤りです。
3、
文章の通り
毛は、皮膚表面に出ている部分を「毛幹」
皮膚の内部にある部分を「毛根」といいます。
よって、正しいです。
4、
エラスチンは真皮内にある弾性繊維のことで
色素とは関係ありません。
日本人の頭皮が黒いのは「メラニン」の量が多いからです。
よって、(エラスチン)→(メラニン)の誤りです。
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03
1.誤りです。
爪に成長周期はありません。
2.誤りです。
アポクリン腺は脇の下、外耳道、乳房、外陰部、肛門の周辺にあります。
またアポクリン汗腺はわきがの原因と言われています。
3.正しいです。
毛は、皮膚表面に出ている部分を毛幹、皮膚の内部にある部分を毛根と言います。
4.誤りです。
日本人の頭毛が黒いのは、エラスチンではなくメラニン色素が多いためです。
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