理容師の過去問
第43回
文化論及び理容技術理論 問3
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問題
第43回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
1960年代に流行した髪型やファッションに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- アイビールックやコンチネンタルスタイルのファッションが、若者を中心に流行した。
- ビートルズの影響でマッシュルームカットが流行した。
- イギリスのスタイルとして紹介されたリーゼントが流行した。
- グループサウンズのへアスタイルである長髪が流行した。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「イギリスのスタイルとして紹介されたリーゼントが流行した。」です。
1950年代にアメリカで流行したアイビールックとヨーロッパ調のスーツスタイル
コンチネンタルスタイルが、1960年代の日本で一世を風靡しました。
よって正しい説明です。
1960年代のポップカルチャーにも影響を与えたビートルズの髪型から
大流行したマッシュルームカットは、マッシュルームのように膨らんだ
スタイルからそう呼ばれました。
よって正しい説明です。
イギリスのリージェントストリート(Regent Street)が語源と言われる
リーゼントは、日本ではダックテイルとポンパドールを併せたような
スタイルのことを指し、1940年代ごろから見られるようになりました。
よって誤った説明です。
1960年代後半のグループサウンズブームで長髪が流行しました。
ただ、長髪とは言ってもサイドが耳にかぶさるくらいの長さで、
現在では長髪とは言えないスタイルでした。
よって正しい説明です。
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02
1960年代は、世界的な文化革命とともにファッションや髪型が大きく変化した時代です。以下、選択肢の解説を順に示します。
解説: 1960年代には、アメリカ発のアイビールック(アイビースタイル)やヨーロッパ発のコンチネンタルスタイルが日本の若者の間で大きな流行を見せました。清潔感のあるジャケット、ボタンダウンシャツ、スリムパンツといったスタイルが特徴で、学生を中心に人気を博しました。これは正しい記述です。
解説: ビートルズが世界的な人気を博す中、メンバーの髪型である「マッシュルームカット」も大流行しました。この髪型は、おかっぱのようなシルエットが特徴で、多くの若者がビートルズに憧れて取り入れました。正しい記述です。
解説: リーゼントは1950年代にアメリカのロカビリーファッションから派生し、日本では1960年代初頭にも残っていましたが、イギリスのスタイルとして紹介されたものではありません。1960年代のイギリスでは、むしろビートルズのようなマッシュルームカットが主流で、リーゼントは時代遅れのスタイルとされました。したがって、これが誤っている記述です。
解説: 1960年代後半から1970年代にかけて、日本では「グループサウンズ(GS)」と呼ばれるバンドブームが巻き起こり、メンバーの長髪スタイルが多くの若者に影響を与えました。従来の短髪とは異なる個性的なヘアスタイルが人気となり、これは正しい記述です。
1960年代に流行した髪型やファッションに関する記述で誤っているのは、「イギリスのスタイルとして紹介されたリーゼントが流行した」です。リーゼントはアメリカ発のスタイルで、1960年代のイギリスではビートルズに代表されるマッシュルームカットが流行の中心でした。
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03
正解は「イギリスのスタイルとして紹介されたリーゼントが流行した。」です。
→アイビールックはアメリカのキャンパスファッション、コンチネンタルスタイルは紳士服におけるヨーロッパ調の服装です。
→ビートルズの影響でマッシュルームカットが流行しました。
→リーゼントは1950年代でアメリカのスタイルです。
→シンガーソングライターの吉田拓郎のヘアスタイルです。
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