理容師の過去問
第43回
文化論及び理容技術理論 問9

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問題

第43回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

へアセッティングの実際に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ドライヤーセットは、ブラシで毛髪を曲げたり、形をつくった状態で熱風をあてて加熱し、冷える時間を与えることで形を固定させる方法である。
  • ドライヤーセットは、ドライヤーの風力が強いため毛髪の乾燥が早く、水分がなくなってオーバードライ状態になりやすい。
  • ストレートにするアイロンセットは、一般的にはスタンダードヘアの仕上げに用いられる。
  • アイロンセットは、アイロンの熱で毛髪をいためやすいので、50℃以下の温度で仕上げる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

ドライヤーセットは、ドライヤーの熱風をあてて加熱し、

ブラシやコームで毛髪を曲げるなどして形をつくり

その状態で冷風をあてて冷やして形を固定する技法です。

1は正しい説明です。

ドライヤーは風力が強く熱も高いため、

乾燥が早くオーバードライ状態になり易いので

髪の水分量に注意しながら施術します。

2も正しい説明です。

毛髪をストレートにするアイロンセットは、

主にスタンダードヘアの仕上げに用いられ、

カールなどをつくるアイロンセットはデザインヘアの

仕上げに用いられます。

3も正しい説明です。

アイロンセットは毛髪を傷めやすいため、

温度は110~130℃

保護剤をつけるなどして損傷を防ぎながら施術します。

4は誤った説明です。

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02

正解は4です。

1 .ドライヤーセットは、ブラシで毛髪を曲げたり、形をつくった状態で熱風をあてて加熱し、冷える時間を与えることで形を固定させる方法である。

→整髪料だけによるセットより持続性があります。

2 .ドライヤーセットは、ドライヤーの風力が強いため毛髪の乾燥が早く、水分がなくなってオーバードライ状態になりやすいです。

3 .ストレートにするアイロンセットは、一般的にはスタンダードヘアの仕上げに用いられる。

→カールやメッシュをつくるアイロンセットは、デザインヘアの仕上げ用に用いられます。

4 .アイロンセットは、アイロンの熱で毛髪をいためやすいので、130℃以下の温度で仕上げる。

→油類の保護剤などをつけるとよいです。

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03

ヘアセッティングの実際に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかについて、選択肢ごとの解説と正しい選択肢についての説明は以下の通りです。

選択肢1. ドライヤーセットは、ブラシで毛髪を曲げたり、形をつくった状態で熱風をあてて加熱し、冷える時間を与えることで形を固定させる方法である。

解説: ドライヤーセットの基本的な手法として正しいです。ブラシで形を作りながら熱風を当てることで、形を固定します。

 

選択肢2. ドライヤーセットは、ドライヤーの風力が強いため毛髪の乾燥が早く、水分がなくなってオーバードライ状態になりやすい。

解説: ドライヤーの風力が強いと、確かに毛髪が早く乾燥しますが、適切な使い方をすればオーバードライになることは避けられます。この記述も正しいです。

選択肢3. ストレートにするアイロンセットは、一般的にはスタンダードヘアの仕上げに用いられる。

解説: ストレートアイロンセットは、特にスタンダードヘアの仕上げに使われることが多いです。この記述も正しいです。

選択肢4. アイロンセットは、アイロンの熱で毛髪をいためやすいので、50℃以下の温度で仕上げる。

解説: アイロンセットで毛髪を整えるためには、一般的には150℃以上の温度が必要です。50℃以下では、髪が適切に整えられず、アイロンセットの効果が得られません。この記述は誤りです。

まとめ

アイロンセットに関する記述で誤っているのは「アイロンセットは、アイロンの熱で毛髪をいためやすいので、50℃以下の温度で仕上げる」というものです。実際には、アイロンセットでは髪の形を整えるために150℃以上の温度が必要とされ、50℃以下では十分な効果が得られません。他の選択肢は、ドライヤーセットやストレートアイロンの使用方法に関する正しい情報を提供しています。

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