理容師の過去問
第43回
文化論及び理容技術理論 問14

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問題

第43回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

レザーの原理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • シェービングを行う場合、レザーの刃が皮膚面に沿って進みながら毛を切断していく。
  • レザーで毛を切断する場合、レザーの上面には、毛髪の切断面との接触による摩擦力が生ずる。
  • レザーはくさびの原理によって破壊部分を押し開き、毛髪を切断する。
  • レザーによる切断の様式は剪断(せんだん)である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

【物体の切れ方の分類】

●切断 ナイフでりんごを2つに切るような切り方。

●切削 小刀で鉛筆を削るような切り方。

●剪断 シザーズのように、2枚の刃が反対方向から物体をはさみ切るような切り方。

レザーによるシェービングは切削です。

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02

レザーの原理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかについて、選択肢ごとの解説と正しい選択肢についての説明は以下の通りです。

選択肢1. シェービングを行う場合、レザーの刃が皮膚面に沿って進みながら毛を切断していく。

解説: レザーの刃は、皮膚面に沿って進みながら毛を切断します。刃が皮膚に対して適切な角度で接触することで、スムーズにシェービングが行えます。この記述は正しいです。

選択肢2. レザーで毛を切断する場合、レザーの上面には、毛髪の切断面との接触による摩擦力が生ずる。

解説: レザーの上面には毛髪の切断面との接触によって摩擦力が生じます。この摩擦力は切断過程において重要な要素です。この記述は正しいです。

選択肢3. レザーはくさびの原理によって破壊部分を押し開き、毛髪を切断する。

解説: レザーは、くさびの原理により、切断部分を押し開いて毛髪を切断します。この原理はレザーの基本的な切断方式の一つです。この記述は正しいです。

選択肢4. レザーによる切断の様式は剪断(せんだん)である。

解説: レザーによる切断の様式は、実際には「くさびの原理」による切断であり、剪断とは異なります。剪断は、2つの刃が交差して切断する方法であり、レザーの切断様式はこれとは異なります。この記述は誤りです。

まとめ

レザーの原理に関する正しい記述には、レザーが皮膚面に沿って進むことで毛を切断することや、摩擦力が生じること、くさびの原理による切断が含まれます。しかし、レザーによる切断の様式が剪断であるという記述は誤りです。レザーの切断様式はくさびの原理によって毛髪を切断するものであり、剪断とは異なります。

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03

正解は4です。

シェービングの施術は、レザーの刃が皮膚の表面に沿って滑るように進み、

毛(ひげ)を切断していくイメージです。

1は正しい説明です。

レザーが毛を切断する際には、レザーの上面と切断された毛との接触による

摩擦力が生じます。

2も正しい説明です。

レザーは、斜面の性質を利用した「くさびの原理」で

毛の破壊部分を押し開き切断しています。

3も正しい説明です。

切断様式のひとつ剪断は、などのように逆向きに

平行な力が加わることで物体を切断します。

4は誤った説明です。

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