理容師の過去問
第44回
衛生管理技術 問4
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問題
第44回 理容師国家試験 衛生管理技術 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 石けんと反応するので、併用できない。
- 有機物の汚れがあると、効力が低下する。
- 酸性の洗剤と混ぜると、有毒な塩素ガスを発生する。
- 日光にさらすと分解するので、冷暗所に保存する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
石けんで汚れを落とした後に次亜塩素酸ナトリウムで消毒すると効果的ですから、併用しても反応して効果が下がることはありません。
1は間違った説明です。
次亜塩素酸ナトリウムを使用する際に、汚れ(有機物)が残っていると効果が低下してしまいます。
2は正しい説明です。
次亜塩素酸ナトリウムは、塩酸などの酸性洗剤と混ぜると有毒な塩素ガスが発生するので、注意が必要です
3は正しい説明です。
次亜塩素酸ナトリウムは、温度や光、重金属などの影響を受けて分解するので、直射日光を避け冷暗所に保存するのが望ましいとされています。
4も正しい説明です。
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02
次亜塩素酸ナトリウムに関する問題です。
誤りです。
石けんと混合しても反応はせず、効果も低下しません。
正しいです。
有機物の汚れによって効力が低下します。
正しいです。
酸性の洗剤と混ぜると、有毒な塩素ガスが発生します。
正しいです。
光分解しやすいです。
冷暗所に保存しなければいけません。
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03
次亜塩素酸ナトリウムは「塩素系漂白剤(強アルカリ性)」の主成分として含まれています。
自分の身近なものとして理解することでイメージが湧きやすくなります。
こちらは誤った説明です。その為、こちらが正解となります。
石けんは弱アルカリ性ですので、強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムとは特に問題なく併用できます。
こちらは正しい説明です。
次亜塩素酸ナトリウムの有効塩素(殺菌力や酸化力のある塩素)と汚れ等の有機物が反応し効力が低下します。
こちらは正しい説明です。
酸と接触することで分解し、有毒な塩素ガスが発生します。
こちらも正しい説明です。
日光や紫外線により分解が促進されます。さらに常温でも徐々に分解し、温度の上昇とともに分解が促進するため、冷暗所で保管することが推奨されています。
ぜひ一度、家にある「塩素系漂白剤」の裏面を見てみてください。
さらに覚えやすくなるはずです。
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