理容師の過去問
第44回
文化論及び理容技術理論 問4

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問題

第44回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

技術姿勢に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 体の中心線を技術部位に正対させることが基本である。
  • 技術者に合った足の構えを基本足位という。
  • 目線の高さで施術するときは、技術部位と目の距離を60cm以上にするとよい。
  • 安定した姿勢を保つには、重心を両足の幅の範囲から外さない。

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この過去問の解説 (3件)

01

技術姿勢は理容師として仕事をする中でかなり重要な項目です。

聞かれた時にすぐに答えられるようになるくらいまでしっかり確認しましょう。

選択肢1. 体の中心線を技術部位に正対させることが基本である。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

体の中心線を技術部位に正対させることが基本です

これがズレてしまうと、引き出すパネルの角度もズレてしまいやすくなります。

選択肢2. 技術者に合った足の構えを基本足位という。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

技術者に合った足の構えを基本足位といいます

具体的には、①両足を揃えた状態でつま先を左右45°ずつ開きます。②次につま先を軸に踵を45°ずつ開きます。③さらに、つま先側を45°ずつ開きます。

こうして出来た位置が基本足位となります。

選択肢3. 目線の高さで施術するときは、技術部位と目の距離を60cm以上にするとよい。

この説明文は誤っているため、こちらが正解です。

目線の高さで施術するときは、技術部位と目の距離を30cm~40cmにするのがよいといわれています。

選択肢4. 安定した姿勢を保つには、重心を両足の幅の範囲から外さない。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

安定した姿勢を保つには、重心を両足の幅の範囲から外さないことが大切です。

重心を両足の幅の範囲から外してしまうとバランスが崩れてしまい、体にブレが生じやすくなります。

まとめ

実際の業務の中でこれらが出来ていないと、技術の下手さ・姿勢の悪さ・体への負担につながっていきます。逆にいえば、これが出来れば技術の上手さ・姿勢の良さ・体の楽さにつながるため必ず意識しましょう。

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02

技術姿勢に関する次の記述のうち、誤っているものはどれかを解説します。

選択肢1. 体の中心線を技術部位に正対させることが基本である。

解説: 技術を施す際には、体の中心線を技術部位に正対させることで、安定した姿勢と精度の高い作業が可能になります。これは基本的な姿勢の要素です。

選択肢2. 技術者に合った足の構えを基本足位という。

解説: 技術者が作業を行う際の足の位置や構え方を「基本足位」と呼びます。適切な足の位置は安定性を保つために重要です。

選択肢3. 目線の高さで施術するときは、技術部位と目の距離を60cm以上にするとよい。

誤り: 目線の高さで施術する際、技術部位と目の距離を60cm以上にするというのは誤りです。実際には、技術部位が目の近くにある方が、精密な作業がしやすくなります。適切な距離は作業内容や個々の技術者により異なりますが、60cm以上というのは一般的には遠すぎる場合が多いです。

選択肢4. 安定した姿勢を保つには、重心を両足の幅の範囲から外さない。

解説: 安定した姿勢を保つためには、重心を両足の幅の範囲内に保つことが重要です。重心がこの範囲を外れると、姿勢が不安定になりやすくなります。

まとめ

技術姿勢に関する記述の中で、誤っているのは「目線の高さで施術するときは、技術部位と目の距離を60cm以上にするとよい」という点です。実際には、技術部位と目の距離は作業内容に応じて調整するべきであり、60cm以上というのは一般的には不適切な距離です。

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03

正解は3です。

理容における技術姿勢の基本を挙げてみましょう。

基本姿勢:技術部位に体の中心線を正対させます。

基本足位:身長の高低によって足を開く角度を変え自分に合った姿勢をつくります。

技術部位との距離:目線の高さ…30~40cm 低い位置…40~50cm

姿勢の安定:技術を行う際に姿勢を安定させるには重心を両足の幅の範囲内に収めることが重要です。

技術部位と目の距離が60cm以上は間違いです。

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