理容師の過去問
第46回
皮膚科学 問5

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問題

第46回 理容師国家試験 皮膚科学 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚疾患に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多い皮膚炎で、紅斑や落屑(らくせつ)がみられる。
  • 手には、足のように白癬(はくせん)菌による病変は生じない。
  • 化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)は、薄めれば発症しない。
  • 尋常性疣贅(ゆうぜい)は、真菌によってできる。

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この過去問の解説 (2件)

01

皮膚疾患に関する問題です。

選択肢1. 脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多い皮膚炎で、紅斑や落屑(らくせつ)がみられる。

脂漏性皮膚炎は、女性より男性に多く見られフケ症あぶら症の人がなりやすく、紅斑や落屑(らくせつ)などの症状がみられます。

これが正しい説明です。

選択肢2. 手には、足のように白癬(はくせん)菌による病変は生じない。

白癬(はくせん)菌は、足と同じようににも病変が生じさせます。

これは誤った説明です。

選択肢3. 化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)は、薄めれば発症しない。

化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)は、原因物質である化粧品を薄めて使用しても発症する恐れがあります。

これは誤った説明です。

選択肢4. 尋常性疣贅(ゆうぜい)は、真菌によってできる。

尋常性疣贅(ゆうぜい)、いわゆる「イボ」はヒトパピローマウイルスが原因で引き起こされます。

これは誤った説明です。

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02

皮膚疾患についての問題です。

 

この問での要点

脂漏性皮膚炎皮脂の分泌が盛んなところにできる湿疹で、肌が赤く炎症したり落屑がみられることがある

・白癬菌は真菌による皮膚疾患で、足白癬手白癬がある

化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎は薄めても、アレルギー反応をおこす物質が少しでもある限り、発症する可能性はある

尋常性疣贅ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によりできる

選択肢1. 脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多い皮膚炎で、紅斑や落屑(らくせつ)がみられる。

脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多い皮膚炎で、紅斑や落屑(らくせつ)がみられる。・・・

 正しい文章です。

選択肢2. 手には、足のように白癬(はくせん)菌による病変は生じない。

手には、足のように白癬(はくせん)菌による病変は生じない。・・・

 手にも病変は生じるので、誤った文章です。

選択肢3. 化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)は、薄めれば発症しない。

化粧品によるアレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)は、薄めれば発症しない。・・・

 薄めても発症する可能性があるので、誤った文章です。

選択肢4. 尋常性疣贅(ゆうぜい)は、真菌によってできる。

尋常性疣贅(ゆうぜい)は、真菌によってできる。・・・

 ヒトパピローマウイルスによるものなので、誤った文章です。

まとめ

脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多い皮膚炎で、紅斑や落屑(らくせつ)がみられる。】が正しい文章なので、正解です。

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