理容師の過去問
第46回
香粧品化学 問1
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問題
第46回 理容師国家試験 香粧品化学 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
溶媒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 水は、有機溶媒である。
- メタノールは、化粧水の溶媒として用いられる。
- イソプロパノールには、殺菌力がない。
- アセトンは、エナメルリムーバーに用いられる。
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この過去問の解説 (2件)
01
溶媒についての問題です。
この問題での要点
〖溶媒〗物質を溶かしている液体のこと(水など…)
・水は無機化合物で無機溶媒とよばれる
⇔エタノールは有機化合物で、水では溶けないものを溶かすので化粧水の溶媒として用いられる
★メタノールは毒性があるので、化粧品に配合することは禁止されている
★イソプロパノールはエタノールと同様に殺菌力はあるが、強い特徴的な臭いがある
★有機溶媒のアセトンはエナメルリムーバーに用いられる
〖溶質〗液体の中に溶かされている物質のこと
〖溶液〗物質が均一に溶けた液体のこと
水は、有機溶媒である。・・・✕
無機溶媒なので誤った文章です。
メタノールは、化粧水の溶媒として用いられる。・・・✕
化粧品に配合することは禁止されているので、誤った文章です。
イソプロパノールには、殺菌力がない。・・・✕
殺菌力があるので、誤った文章です。
アセトンは、エナメルリムーバーに用いられる。・・・〇
正しい文章です。
【アセトンは、エナメルリムーバーに用いられる。】は正しい文章なので、正解です。
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02
溶媒に関する問題です。
他の物質を溶かすものを溶媒といい、アルコールやアセトンなどの有機化合物は有機溶媒と呼ばれ、それ以外の水や無機化合物は無機溶媒と呼ばれます。
これは誤った説明です。
化粧水の溶媒として使用されるのはエタノールで、メタノールは香粧品には配合が禁止されています。
これは誤った説明です。
イソプロパノールはエタノールの代わりに用いられ、殺菌作用があります。
これは誤った説明です。
有機溶媒として広く用いられるアセトンは、油脂を溶かす性質からエナメルリムーバー(除光液)に配合されています。
これが正しい説明です。
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