理容師の過去問
第46回
香粧品化学 問3
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問題
第46回 理容師国家試験 香粧品化学 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に含まれる成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- パラアミノ安息香酸エステル ―――――――― 紫外線吸収剤
- パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ―― 防腐剤
- パラフィン ―――――――――――――――― 水性原料
- パラフェノールスルホン酸亜鉛 ――――――― 収れん剤
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この過去問の解説 (3件)
01
香粧品に含まれる成分とその配合目的に関する問題です。
パラアミノ安息香酸エステルは、UV-B(中波長紫外線)を防ぐ紫外線吸収剤として日焼け止めなどに配合されています。
これは正しい組み合わせです。
パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)は、香粧品の防腐剤として幅広い製品に配合されています。
これは正しい組み合わせです。
パラフィンは、炭化水素化合物の一種で固化や硬度調整の目的で配合されます。
これが誤った組み合わせです。
パラフェノールスルホン酸亜鉛は、制汗剤などに配合される陽イオン型収れん剤ですが、現在ではあまり使用されていません。
これは正しい組み合わせです。
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02
香粧品化学から、香粧品に含まれる主要成分と、その配合目的に関する問題です。
紫外性吸収剤の代表的な成分には、パラアミノ安息香酸エステルやベンゾフェノン誘導体などがあげられます。
防腐剤の代表的な成分は、パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)やフェノキシエタノールなどがあげられます。
水性原料の代表的な成分は、グリセリンやヒアルロン酸Naなどが挙げられます。
代表的な収れん剤の成分には、クエン酸やパラフェノールスルホン酸亜鉛があります。
香粧品の成分に関する問題では、主要な成分と配合目的を組み合わせて覚えておく必要があります。紫外線吸収剤や酸化防止剤などは、何度も出題されているので、過去の問題から出題傾向を掴みましょう。
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03
香粧品に含まれる成分とその配合目的についての問題です。
この問での要点
(この4つは名前がややこしいので、語呂合わせなどで覚えましょう)
★パラアミノ安息香酸エステル・・・皮膚への紫外線の浸透を防ぐ紫外線吸収剤
★パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)・・・香粧品の代表的な防腐剤で、安全性が高い
★パラフィン・・・固体の炭化水素の化合物で酸化しにくく、口紅、スティック状の香粧品に使われる
★パラフェノールスルホン酸亜鉛・・・毛穴の引き締めを目的とした収れん剤で、デオドラント製品などにも使われる
パラアミノ安息香酸エステル ―― 紫外線吸収剤・・・〇
正しい組み合わせです。
パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ―― 防腐剤・・・〇
正しい組み合わせです。
パラフィン ―― 水性原料・・・✕
炭化水素の化合物なので、誤った組み合わせです。
パラフェノールスルホン酸亜鉛 ―― 収れん剤・・・〇
正しい組み合わせです。
【パラフィン ―― 水性原料】は誤った組み合わせなので、この問での正解です。
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