理容師の過去問
第47回
皮膚科学 問2

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問題

第47回 理容師国家試験 皮膚科学 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚付属器官に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。
  • 脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。
  • 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。
  • 爪の主な成分は、エラスチンである。

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この過去問の解説 (3件)

01

皮膚科学に関する問題です。

皮膚付属器

 毛髪・・・唇、手のひら、足の裏、粘膜を除き全身に生えています。

 毛包・・・毛を取り囲むように形成され、毛を産生する管状の組織です。

 汗腺・・・エクリン汗腺、アポクリン汗腺があります。

 脂腺・・・皮膚表面に皮脂を分泌し、皮脂膜を形成します。

 ・・・表皮の角質層が硬く、変形してできたものです。 

選択肢1. 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。

毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。・・・✕

 毛根の下端の管状の組織は毛包なので誤った文章です。

選択肢2. 脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。

脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。・・・✕

 頭、顔、胸や背の中央部で多く分布するので、誤った文章です。

選択肢3. 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。

汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。・・・〇

 正しい文章です。

選択肢4. 爪の主な成分は、エラスチンである。

爪の主な成分は、エラスチンである。・・・✕

 爪の主成分はケラチンという繊維タンパク質からできています。

まとめ

汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。

というのが、正解です。

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02

皮膚の附属器官に関する記述の中から正しいものを選ぶ問題です。

皮膚に附属する器官としては、脂腺汗腺の4つがあります。

選択肢1. 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。

毛根の最下部、フラスコ状に膨らんだ部分は毛幹ではなく毛球です。

これは誤った記述です。

選択肢2. 脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。

皮脂を分泌する脂腺は、手掌足底には存在しません。

これは誤った記述です。

選択肢3. 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。

汗を分泌する汗腺には、エクリン腺(小汗腺)とアポクリン腺(大汗腺)の2種類があります。

これが正しい記述になります。

選択肢4. 爪の主な成分は、エラスチンである。

の主な成分は、エラスチンではなくケラチンです。

これは誤った記述です。

まとめ

皮膚の附属器官のうち、にはいろいろな部位があり、それらについての問題も良く出題されます。

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03

保健(皮膚科学)に関する問題です。

選択肢1. 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。

・・・・毛根の下端にのフラスコ状に膨らんだ部分は毛幹ではなく毛包のため誤った文章です。

選択肢2. 脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。

・・・・脂腺は、手掌や足底に最も多く分布するのではなく手掌や足底には脂腺はないため誤った文章です。

選択肢3. 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。

・・・・正しい文章です。

選択肢4. 爪の主な成分は、エラスチンである。

・・・・爪の主な成分はエラスチンではなくケラチンのため誤った文章です。

まとめ

よってこの問での正解は«汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。»が正解となります。

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