理容師の過去問
第48回
関係法規・制度及び運営管理 問5

管理理容師を置く必要のある理容所が、管理理容師を置かなかった場合には閉鎖処分となります。

また、未検査確認のまま理容所を使用した場合、30万円以下の罰金となります。

これらはどちらも正しい文章です。

cは理容師法に基づく衛生措置を行わなかった場合、それが理容師であれば業務停止処分、開設者であれば閉鎖処分となります。

罰金は不適切であるため、cが誤りです。

dは環境衛生監視員への妨害行為は30万円以下の罰金の対象となります。

理容所閉鎖処分ではないため、dが誤りです。

こちらはaが正しい内容ですが、dが誤りであるため、誤答となります。

a　管理理容師を設置すべき理容所に管理理容師を設置しないときは、理容所の閉鎖処分となることがある。・・・・◯

b　理容所開設時における検査確認を受けずに理容所を使用したときは、罰金に処されることがある。・・・・◯

c　理容師法に基づく衛生措置を行わなかったときは、そのことにより罰金に処されることがある。・・・・✕罰金ではなく、閉鎖命令を命じられます。

d　環境衛生監視員による立入検査を妨害したときは、理容所の閉鎖処分となることがある。・・・・✕閉鎖処分ではなく、30万円以下の罰金になります。

a理容師である従業者の数が常時二人以上である理容所に管理理容師を置かなかった場合理容所の閉鎖処分となることがあります。

b構造設備について都道府県知事の検査・確認を受けずに理容所を使用した場合３０万円以下の罰金になることがあります。

ともに正しい記述のためこれが正しい組み合わせになります。

b構造設備について都道府県知事の検査・確認を受けずに理容所を使用した場合３０万円以下の罰金になることがあります。

は正しい記述ですが、

c理容所において講ずべき衛生措置を怠った場合理容所の閉鎖処分となることがあります。

は間違っているため、これは誤った組み合わせです。

c理容所において講ずべき衛生措置を怠った場合理容所の閉鎖処分となることがあります。

d環境衛生監視員による立入検査を拒み、妨げ、又は忌避した場合３０万円以下の罰金になることがあります。

ともに間違っているためこれは誤った組み合わせです。

a理容師である従業者の数が常時二人以上である理容所に管理理容師を置かなかった場合理容所の閉鎖処分となることがあります。

は正しいですが、

d環境衛生監視員による立入検査を拒み、妨げ、又は忌避した場合３０万円以下の罰金になることがあります。

は間違っているため、これは誤った組み合わせです。