理容師 過去問
第49回
問7 (関係法規・制度及び運営管理 問7)

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問題

理容師 国家試験 第49回 問7(関係法規・制度及び運営管理 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律に基づく生活衛生同業組合に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  営利を目的として設立された組織である。
b  組合員としての加入や脱退が任意にできる。
c  振興指針に沿って振興計画を定めることができる。
d  営業方法についての組合員間の協定を制約なく定めることができる。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

生活衛生同業組合に関する問題では、組合の定義やその目的を問われます。

 

正しい組み合わせを選ぶ問題では、条件に合わない選択肢を外しながら、正解を導き出すのも効果的な方法です。

選択肢1. aとb

a「営利目的として設立された組織である。」→不正解

b「組合員が任意に加入し、又は脱退することができること。」→正解

 

生活衛生同業組合の原則は、営利を目的としないことです。

選択肢2. bとc

b「組合員が任意に加入し、又は脱退することができること。」→正解

c「振興指針に沿って振興計画を定めることができる。」→正解

 

生活衛生同業組合が目的の一つには「当該営業の振興の計画的推進、当該営業に関する経営の健全化の指導」があります。

選択肢3. cとd

c「振興指針に沿って振興計画を定めることができる。」→正解

d「営業方法についての組合員間の協定を制約なく定めることができる。」→不正解

 

営業方針についての組合間の協定は、法令によって指針が定められているため、生活衛生合同組合が制限なくそれを定めることはできません。

選択肢4. aとd

a「営利目的として設立された組織である。」→不正解

d「営業方法についての組合員間の協定を制約なく定めることができる。」→不正解

まとめ

生活衛生同業組合の原則をしっかり覚えていおくと、それを参考に正しい答えを導きやすくなります。

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02

生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律に基づく生活衛生同業組合に関する記述の正しい組合せを確認します。

選択肢2. bとc

a: 生活衛生同業組合は営利を目的として設立されるものではありません。営利を目的とせず、組合員の利益を代表し、業界の振興を目的としています。

 

b: 生活衛生同業組合の組合員は、基本的に任意で加入や脱退ができます。強制ではありません。

 

c: 生活衛生同業組合は、振興指針に基づいて振興計画を定めることができます。これにより業界の振興を図る活動を行います。

 

d: 組合員間の協定には、法令や規制に基づく制約があります。無制約に定めることはできません。

まとめ

したがって、正しい記述の組合せは (bとc) です。

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03

a:生活衛生同業組合は、営利を目的としていません。よって→×

b:生活衛生同業組合は、組合員として加入・脱退が自由にできます。よって→〇

c:生活衛生同業組合は、厚生労働大臣に定められた振興指針によって、振興計画を定めています。よって→〇

d:生活衛生同業組合は、組合員間の協定について制約がありますよって→×

 

上記をふまえて、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. aとb

a→× 

b→〇 

  

よってこの組み合わせは誤りです。 

選択肢2. bとc

b→〇 

c→〇 

  

よってこの組み合わせは正しいです。

選択肢3. cとd

c→〇 

d→× 

  

よってこの組み合わせは誤りです。

選択肢4. aとd

a→× 

d→× 

 

よってこの組み合わせは誤りです。

まとめ

組み合わせを選ぶ問題は、分からない設問があっても、丁寧に選択肢をみていくことで解答しやすくなります。 

自信のある設問からおさえていきましょう。 

参考になった数0