理容師の過去問
第49回
衛生管理技術 問4
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問題
第49回 理容師国家試験 衛生管理技術 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 漂白作用がある。
b 酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。
c 0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。
d 消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。
a 漂白作用がある。
b 酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。
c 0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。
d 消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (2件)
01
次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせは次の通りです。
a. 漂白作用がある。
次亜塩素酸ナトリウムは漂白作用があります。これは、酸化反応によって色素を分解し、物質の色を抜くことによります。漂白剤としても広く使用されています。
b. 酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。
次亜塩素酸ナトリウムを酸性の洗剤や物質と混ぜると、有害な塩素ガスが発生することがあります。塩素ガスは呼吸器に刺激を与え、有害であるため、混合は避けるべきです。
c. 0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。
0.1%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液で10分間浸すことは、一般的な細菌に対しては有効ですが、芽胞などの耐性の強い形態に対しては不十分なことがあります。芽胞は通常、より強力な消毒方法が必要です。
d. 消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。
次亜塩素酸ナトリウムは有機物と反応するため、有機物の汚れが残っていると消毒効果が低下します。したがって、消毒対象のものは清潔にしてから使用する必要があります。
次亜塩素酸ナトリウムは漂白作用があり、酸性の物質と混合すると有害な塩素ガスを発生させるため、取り扱いには注意が必要です。消毒効果を確保するためには、有機物の汚れを取り除いてから使用する必要があります。また、芽胞に対しては十分な効果が得られないことがあります。
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02
理容所の消毒法でも使われる次亜塩素酸ナトリウムに関する問題です。
a「漂白作用がある。」→正解
b「酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。」→正解
次亜塩素酸ナトリウムは漂白用作用のある、塩素系の消毒液です。それに伴い、酸性の洗剤と混ぜると、有毒なガスが発生します。
b「酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。」→正解
c「0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。」→不正解
次亜塩素酸ナトリウムで消毒する場合、その対象によって効果的な濃度と時間は異なります。
c「0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。」→不正解
d「消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。」→不正解
次亜塩素酸ナトリウムは、有機物によって消毒効果が低下します。
a「漂白作用がある。」→正解
d「消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。」→不正解
次亜塩素酸ナトリウムの特性を理解し、消毒液としての使用方法をしっかりと理解しましょう。
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