理容師 過去問
第50回
問16 (感染症 問1)

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問題

理容師試験 第50回 問16(感染症 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

微生物に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  細菌の成分の80%は、タンパク質である。
b  細菌の増殖は、菌体の2分裂によって行われる。
c  ウイルスは、DNAとRNAのいずれか1種類の核酸を持っている。
d  ウイルスの基本構造は、核酸とそれを保護する莢膜(きょうまく)である。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

細菌とウイルスの違い、特徴について把握しておきましょう。

基本構造や増殖方法について聞かれる問題が多いです。

 

 

選択肢1. aとb

a→誤り

細菌は、水分、タンパク質、脂質、DNA、RNA、その他の分子から構成されています。

タンパク質の割合としては通常もっと低いです。

 

b→正しい

細菌の増殖は二分裂によって行われます。細菌が増殖する過程を示しており、通常の用語としては適切です。

 

選択肢2. bとc

b→正しい

細菌の増殖は二分裂によって行われます。細菌が増殖する過程を示しており、通常の用語としては適切です。

 

c→正しい

ウイルスの特徴は、DNAまたはRNAのいずれか1種類の核酸を持つことです。

選択肢3. cとd

c→正しい

ウイルスの特徴は、DNAまたはRNAのいずれか1種類の核酸を持つことです。

 

d→誤り

ウイルスの基本構造は、核酸とそれを保護するカプシド(タンパク質の殻)です。

莢膜(きょうまく)は、一部のウイルスが持つ外側の膜です。

選択肢4. aとd

a→誤り

細菌は、水分、タンパク質、脂質、DNA、RNA、その他の分子から構成されています。

タンパク質の割合としては通常もっと低いです。

 

d→誤り

ウイルスの基本構造は、核酸とそれを保護するカプシド(タンパク質の殻)です。

莢膜(きょうまく)は、一部のウイルスが持つ外側の膜です。

 

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02

微生物は人間の生活に役立つものがあるが、有害にはたらく微生物もあります。
人体に有害にはたらく微生物を病原微生物といいます。
 

選択肢1. aとb

a

誤り
 

細菌の成分の約80%は水分です。
タンパク質は約10%です。
 

選択肢2. bとc

b

正しい
 

細菌の増殖は、2分裂によって行われます。
まず染色体が複製され、菌体が分裂します。
 

選択肢3. cとd

c

正しい
 

ウイルスの核酸にはDNAとRNAの2種類があり、いずれか1種類だけを持っています。
 

DNAウイルス→二重らせん構造で比較的安定しています。
(ヒトパピローマウイルスなど)
 

RNAウイルス→通常1本鎖。DNAより不安定です。
(インフルエンザ、コロナウイルスなど)

 

選択肢4. aとd

d

誤り


ウイルスの基本構造は、核酸と核酸を保護するカプシド(タンパク質の殻)からできています。
 

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03

この問題では、微生物に関する記述で正しいものの組み合わせを選びます。

選択肢1. aとb

a.細菌の成分の約80%はタンパク質ではなく、水分です。細菌の成分の約10%がタンパク質です。

b.細菌の増殖は菌体の2分裂によって行われます。

 

選択肢2. bとc

b.細菌の増殖は菌体の2分裂によって行われます。

c.ウイルスはDNAかRNAのいずれか一方の核酸を持っています。

選択肢3. cとd

c.ウイルスはDNAかRNAのいずれか一方の核酸を持っています。

d.ウイルスは遺伝情報となる核酸それを囲むタンパク質でできています。莢膜(きょうまく)は細菌の保護膜です

選択肢4. aとd

a.細菌の成分の約80%はタンパク質ではなく、水分です。細菌の成分の約10%がタンパク質です。

d.ウイルスは遺伝情報となる核酸それを囲むタンパク質でできています。莢膜(きょうまく)は細菌の保護膜です

まとめ

この問題のポイントは、細菌とウイルスの違いです。

細菌の成分の80%は水分でできている。

ウイルスはDNAかRNAのいずれか一方の核酸をもっている。

この2点を覚えておきましょう

 

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