理容師 過去問
第50回
問25 (衛生管理技術 問5)

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問題

理容師試験 第50回 問25(衛生管理技術 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次亜塩素酸ナトリウム水溶液の調製に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%水溶液になる。
  • 5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると、0.1%水溶液になる。
  • 水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると、0.01%水溶液になる。
  • 5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると、0.01%水溶液になる。

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この過去問の解説 (3件)

01

%=溶質量÷溶液量×100

 

溶質量=溶液量×%

 

上記の関係を利用しましょう。

選択肢1. 水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%水溶液になる。

正解
 

5%の次亜塩素酸ナトリウムの割合
0.05×2=0.1
 

水と次亜塩素酸ナトリウム
98+2=100


0.1÷100×100=0.1%
 

選択肢2. 5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると、0.1%水溶液になる。

誤り
 

5%は0.1%の何倍かを計算します。
5÷0.1=50
50倍
 

選択肢3. 水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると、0.01%水溶液になる。

誤り


5%の次亜塩素酸ナトリウムの割合
0.05×1=0.05


水と次亜塩素酸ナトリウム
99+1=100


0.05÷100×100=0.05%

 

0.01%でなく、0.05%です。
 

選択肢4. 5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると、0.01%水溶液になる。

誤り


5%は0.1%の何倍かを計算します。
5÷0.01=500
500倍
 

まとめ

パターンを理解すると、勉強しやすいです。
 

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02

次亜塩素酸ナトリウムの希釈計算の基本

• 原液の濃度 × 希釈倍率 = 希釈後の濃度

• 5%(=50,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムを希釈する場合

  ・ 100倍希釈 → 0.05%(=0.1%)

  ・ 500倍希釈 → 0.01%    となります。


 

選択肢1. 水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%水溶液になる。

正しい

 

5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると、0.1%水溶液になる。

 5% ÷ 100 = 0.05%(=0.1%)

 

選択肢2. 5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると、0.1%水溶液になる。

誤り

 

水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%水溶液になる。

5% × (2 / 100) = 0.1%ではなく 0.1倍(= 0.2%)  となるので誤りです。

 

選択肢3. 水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると、0.01%水溶液になる。

誤り

 

水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると、0.01%水溶液になる。

 5% × (1 / 100) = 0.05%(=0.01%ではない)   となるので誤りです。

 

選択肢4. 5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると、0.01%水溶液になる。

誤り

 

5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると、0.01%水溶液になる。

5% ÷ 50 = 0.1%(=0.01%ではない)   となるので誤りです。

 

まとめ

基本となる「原液の濃度 × 希釈倍率 = 希釈後の濃度」を覚えておきましょう。

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03

この問題は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の調整に関する記述で、正しいものを選びます。

選択肢1. 水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%水溶液になる。

水98に対して5%次亜塩素酸ナトリウム2の割合で混合すると、0.1%の水溶液になるため、正しい記述です。

選択肢2. 5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると、0.1%水溶液になる。

誤った記述です。

5%次亜塩素酸ナトリウムを100倍希釈すると

5÷100=0.05%

となるため、0.1%水溶液にはなりません。

選択肢3. 水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると、0.01%水溶液になる。

誤った記述です。

水99に対して5%次亜塩素酸ナトリウム1の割合で混合すると

(99+1)÷1=100倍希釈

5÷100=0.05%

となるため0.01%水溶液にはなりません。

選択肢4. 5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると、0.01%水溶液になる。

誤った記述です。

5%次亜塩素酸ナトリウムを50倍希釈すると

5÷50=0.1%

となるため、0.01%水溶液にはなりません。

まとめ

この問題のポイントは、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を調整するための計算式です。

原液÷希釈倍率=希釈液

を覚えておきましょう。

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