理容師 過去問
第51回
問25 (衛生管理技術 問5)
問題文
消毒薬水溶液の調製に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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問題
理容師試験 第51回 問25(衛生管理技術 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
消毒薬水溶液の調製に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 0.1%両性界面活性剤水溶液1000mLを調製するためには、水980mLに10%両性界面活性剤20mLを加える。
- 10%逆性石けん20mLに水980mLを加えると、0.1%逆性石けん水溶液になる。
- 0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1000mLを調製するためには、水990mLに5%次亜塩素酸ナトリウム10mLを加える。
- 5%グルコン酸クロルヘキシジン10mLに水990mLを加えると、0.05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液になる。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では「濃度の希釈計算」が問われています。
「原液の濃度 × 原液量 ÷ 希釈後の全体量」でチェックしましょう。
誤り
10% × 20mL ÷ 1000mL = 0.2%
0.1%ではありません
誤り
10% × 20mL ÷ 1000mL = 0.2%
0.1%ではありません
誤り
5% × 10mL ÷ 1000mL = 0.05%
→ 目的は 0.1% なので 濃度が足りません。
正解
正しい
5% × 10mL ÷ 1000mL = 0.05%
試験によく出る数字
10%原液 → 0.1%溶液 → 10mLに水990mL
5%原液 → 0.05%溶液 → 10mLに水990mL
しっかり覚えておいてください。
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02
この問題で押さえるポイントは、濃度調製の基本式「C1×V1=C2×V2」です。%表示のままで比例計算できます。最終容量は“加えた後の合計”で判断します。10%原液から0.1%を作る場合は原液20mLでは濃すぎるため、10mLが正解になります。
誤りです。
10%×20mL=200(%・mL)。総量1000mLなので濃度は0.2%になります。0.1%にするなら原液10mL+水990mLです。
誤りです。
計算は選択肢1と同じで0.2%になります。0.1%にするには原液10mL+水990mLが必要です。
誤りです。
5%×10mL=50(%・mL)なので、1000mLで0.05%にしかなりません。0.1%にするには原液20mL+水980mLです。
正しいです。
5%×10mL=50(%・mL)。総量1000mLで0.05%となり、条件どおりです。
濃度調製はC1×V1=C2×V2で一発で解答が導けます。最終容量は合計で考えます。10%→0.1%は「原液10mL+水990mL」、5%→0.1%は「原液20mL+水980mL」という定番パターンを覚えると解くことができます。
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