理容師 過去問
第51回
問26 (人体の構造及び機能 問1)

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問題

理容師試験 第51回 問26(人体の構造及び機能 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

睫毛(しょうもう)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 上下の眼瞼(がんけん)の縁に数列の幅で生えている毛である。
  • 上眼瞼の睫毛より下眼瞼の睫毛の方が本数が多い。
  • 下眼瞼の睫毛より上眼瞼の睫毛の方が長い。
  • 睫毛の生え際の内側にはマイボーム腺が開口している。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題で押さえておくべきポイントは、睫毛の本数・長さの違いとその構造です。上まぶたの睫毛は下まぶたより本数が多く長いこと、睫毛の生え際の内側には脂を分泌するマイボーム腺が開口していることが重要です。本数と長さを混同しやすいので注意しましょう。

選択肢1. 上下の眼瞼(がんけん)の縁に数列の幅で生えている毛である。

正しいです。
睫毛は上まぶた・下まぶたの縁に沿って、数列の幅で生えています。これは外来異物や光線を防ぐ役割を担っています。

選択肢2. 上眼瞼の睫毛より下眼瞼の睫毛の方が本数が多い。

誤りです。
実際には上まぶたの方が睫毛の本数は多いです。おおよそ上まぶたは100~150本、下まぶたは50~75本とされています。

選択肢3. 下眼瞼の睫毛より上眼瞼の睫毛の方が長い。

正しいです。
上まぶたの睫毛の方が長く、下まぶたの睫毛は短めです。見た目の印象からも確認できます。

選択肢4. 睫毛の生え際の内側にはマイボーム腺が開口している。

正しいです。
マイボーム腺は皮脂様分泌物を分泌し、涙の蒸発を防ぐ働きがあります。睫毛の直後(眼瞼縁の内側)に開口しています。

まとめ

覚え方としては「上まぶた=多くて長い、下まぶた=少なくて短い」と整理すると混乱しにくいです。また、睫毛の生え際内側にはマイボーム腺があることも一緒に覚えておきましょう。

 

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02

睫毛は

上眼瞼(上まぶた)および下眼瞼(下まぶた)の縁に沿って生えているで、

外部からの異物(ほこり、虫など)を防ぐ重要な防御器官です。

選択肢1. 上下の眼瞼(がんけん)の縁に数列の幅で生えている毛である。

正しい

 

睫毛は上下のまぶたの縁に沿って並び、1~2列(人によっては3列)程度で生えています。

選択肢2. 上眼瞼の睫毛より下眼瞼の睫毛の方が本数が多い。

正解  誤り

 

実際は上眼瞼の睫毛の方が本数が多いです。

 

平均的な本数は

 ・上眼瞼:約100~150本

 ・下眼瞼:約50~75本  

選択肢3. 下眼瞼の睫毛より上眼瞼の睫毛の方が長い。

正しい

 

上眼瞼の睫毛の方が明らかに長く、平均8~12mm。

下眼瞼の睫毛は約6~8mm程度。

選択肢4. 睫毛の生え際の内側にはマイボーム腺が開口している。

正しい

 

マイボーム腺は、皮脂を分泌して涙の蒸発を防ぐ大切な腺です。

その開口部はまつ毛の生え際の内側(眼瞼縁)にあります。

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