理容師 過去問
第51回
問47 (文化論及び理容技術理論 問7)

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問題

理容師試験 第51回 問47(文化論及び理容技術理論 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

コーム各部の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 目は、毛髪の根元に分け入り、毛髪を起こす。
  • 歯先は、目に入った毛髪を一線にそろえて支える。
  • 胴は、コーム全体を支える。
  • 歯元は、起こされた毛髪を両側から支える。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題で押さえておくべきポイントは、コームの各部(目・歯先・胴・歯元)の役割です。ヘアカットや整髪時にコームをどう使うかを理解しているかが問われています。

選択肢1. 目は、毛髪の根元に分け入り、毛髪を起こす。

誤り。
「目」とは歯と歯の間の部分で、毛髪を通して整える役割です。毛髪を起こすのは歯先の働きです。

選択肢2. 歯先は、目に入った毛髪を一線にそろえて支える。

誤り。
歯先は毛髪を受けとめ、立ち上げる働きが中心です。

選択肢3. 胴は、コーム全体を支える。

正しい。
胴は歯と背をつなぐ部分で、毛髪を安定して保持する役割があります。コーム全体を支え、操作の安定感を与える働きがあります。

選択肢4. 歯元は、起こされた毛髪を両側から支える。

誤り。
歯元はコームの目に入った毛髪を一線にそろえる働きをします。

まとめ

コームの働きは以下になります。

「歯先=毛髪を起こす」

「目=毛髪をそろえて支える」

「歯元=コームの目に入った毛髪を一線にそろえる」

「胴=毛髪を安定させる」

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02

「胴は、コーム全体を支える。」が正しいです。

胴はコームの背(スパイン)に当たり、歯列を一体として保持して形状と強度を保つ部分です。

他の選択肢は、コーム各部の働きを取り違えています。

選択肢1. 目は、毛髪の根元に分け入り、毛髪を起こす。

不適切です。

毛髪を起こすのは歯先の役割です。

は歯と歯の間の空間で、通った毛髪をそろえて支える働きがあります。

選択肢2. 歯先は、目に入った毛髪を一線にそろえて支える。

不適切です。

歯先は毛髪に分け入って起こす(立ち上げる)働きが中心です。

毛髪を一線にそろえて支えるのはの働きです。

選択肢3. 胴は、コーム全体を支える。

適切です。

はコームの背骨のような部分で、歯をまとめて保持し、操作時の安定性を与える働きがあります。

選択肢4. 歯元は、起こされた毛髪を両側から支える。

不適切です。

歯元はコームを当てたときに毛髪を押さえてコントロールする部分です。

両側から支えるのはの働きを指す表現です。

まとめ

コームの基本機能は起こす(歯先)・押さえる(歯元)・支える(目)の三つで整理すると覚えやすいです。

胴は全体を保持して強度と操作性を担う部分です。

今回は、この働きに合致する「胴は、コーム全体を支える。」が正答になります。

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