理容師 過去問
第51回
問49 (文化論及び理容技術理論 問9)
問題文
スタンダードヘアのカットの基本原則に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ぼかしとは、短髪部における色彩の濃淡のことである。
b 正面から見える側面のシルエットは、線よりぼかしに重点をおく。
c 基礎刈は、頭部の低い方からカットする。
d 毛髪は、短くすると弾力によって立ちやすくなる。
a ぼかしとは、短髪部における色彩の濃淡のことである。
b 正面から見える側面のシルエットは、線よりぼかしに重点をおく。
c 基礎刈は、頭部の低い方からカットする。
d 毛髪は、短くすると弾力によって立ちやすくなる。
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問題
理容師試験 第51回 問49(文化論及び理容技術理論 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
スタンダードヘアのカットの基本原則に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ぼかしとは、短髪部における色彩の濃淡のことである。
b 正面から見える側面のシルエットは、線よりぼかしに重点をおく。
c 基礎刈は、頭部の低い方からカットする。
d 毛髪は、短くすると弾力によって立ちやすくなる。
a ぼかしとは、短髪部における色彩の濃淡のことである。
b 正面から見える側面のシルエットは、線よりぼかしに重点をおく。
c 基礎刈は、頭部の低い方からカットする。
d 毛髪は、短くすると弾力によって立ちやすくなる。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で押さえておくべきポイントは、スタンダードヘアカットの基本的な考え方です。特に「ぼかし(グラデーションの調整)」「基礎刈の順序」「毛髪の性質(短くすると立ちやすい)」が重要です。シルエットの作り方や刈り進める方向を正しく理解することで、誤答を防げます。
a:正しいです。
ぼかしは、短い部分ほど地肌が透けて髪の長短による濃淡が結果として現れます。
段差の境目をなだらかに移行させて、この濃淡が自然に続くように作るのが基本です。
b:誤りです。
シルエットは「線(アウトライン)」が基礎となり、そこにぼかしを加えるのが正しい考え方です。
ぼかしを優先するのではありません。
b:誤りです。
シルエットは「線(アウトライン)」が基礎となり、そこにぼかしを加えるのが正しい考え方です。
ぼかしを優先するのではありません。
c:誤りです。
スタンダードヘアでは下から上へ刈り上げていき、土台を作るのが基本ですが、基準となる部分を決めて、そこに向かって進むのが適切です。
c:誤りです。
スタンダードヘアでは下から上へ刈り上げていき、土台を作るのが基本ですが、基準となる部分を決めて、そこに向かって進むのが適切です。
d:正しいです。
毛髪には弾性があり、短くなるほど寝にくくなり、立ちやすくなります。
a:正しいです。
ぼかしは、短い部分ほど地肌が透けて髪の長短による濃淡が結果として現れます。
段差の境目をなだらかに移行させて、この濃淡が自然に続くように作るのが基本です。
d:正しいです。
毛髪には弾性があり、短くなるほど寝にくくなり、立ちやすくなります。
スタンダードヘアカットでは「基礎刈は下から上へ」「毛髪は短いほど立ちやすい」という2点が基本原則です。「ぼかし」の定義を間違えやすいので注意しましょう。問題に出やすいのは「ぼかしの意味」と「刈る順序」ですので、ここを押さえておくと安心です。
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02
aとdです。
aの「ぼかし」は短髪部に見える色の濃淡(明暗の段階)を指し、
dの「短くすると毛髪が立ちやすくなる」も性質として正しいためです。
いっぽう、bは重視点が逆で、cは基礎刈の進め方が逆です。
以下で、各選択肢を見ていきます。
a ぼかしとは、短髪部における色彩の濃淡のことである。
適切です。 ぼかしは、短い部分ほど地肌が透けて濃淡の差が現れる状態(見え方)を指します。
段差の境目をなだらかに移行させて、この濃淡が自然に続くように作るのが基本です。
b 正面から見える側面のシルエットは、線よりぼかしに重点をおく。
不適切です。 正面視での側面シルエットは、輪郭の線を明確に見せることが大切です。
ぼかしは主に長短の移行部で用い、輪郭づくりでは線を重視します。
c 基礎刈は、頭部の低い方からカットする。
不適切です。
スタンダードヘアの基礎刈は、まず頭部の高い方(上部)で基準となる長さと形を決め、そこから下部へ自然につなぐのが基本です。低い方から始めるという記述は逆です。
d 毛髪は、短くすると弾力によって立ちやすくなる。
適切です。
毛髪は短くなるほど自重が減り、弾力が勝って立ちやすくなります。
設計時の長さ設定や質感調整で重要な性質です。
スタンダードヘアでは、輪郭は線を重視し、長短の移行はぼかしで自然に見せます。
基礎刈は上から下へ基準を決めてつなぎ、短い毛ほど立ちやすいという毛髪の性質を踏まえて設計します。
したがって、正しい組合せはaとdになります。
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