理容師 過去問
第51回
問50 (文化論及び理容技術理論 問10)
問題文
後頭部の形とスタンダードヘアに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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問題
理容師試験 第51回 問50(文化論及び理容技術理論 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
後頭部の形とスタンダードヘアに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 平面タイプは、前頭部に高さの頂点を置くことで後頭部とのバランスをとる。
- 凸面タイプの分髪線は、奥行きを深くみせるために長くする。
- 平面タイプの後頭部は、立体感を出すために高めに刈り上げる。
- 凸面タイプは、クラウンの部分に高さの頂点を置くことで後頭部とのバランスをとる。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で押さえておくべきポイントは、後頭部の形に応じてシルエットのバランスをどう取るかという点です。平面タイプと凸面タイプでは「高さの頂点を置く位置」「刈り上げの調整」「分髪線の長さ」の考え方が異なります。特に、どこに高さをつけるかを間違えやすいので注意が必要です。
正しい。
平面的な後頭部は立体感が出にくいため、前頭部に高さをつくってシルエットを補います。
誤り。
凸面タイプはもともと奥行きが出やすい形です。
分髪線を長くすると奥行きがさらに強調され、全体のバランスが崩れます。
そのため、分髪線は短めにして奥行きを抑えるのが基本です。
正しい。
後頭部が平らに見える場合は、刈り上げを高めに設定することで立体感を強調できます。
正しい。
後頭部が出ている凸面タイプでは、クラウンに高さをつくると自然なシルエットになり、全体のバランスが整います。
スタンダードヘアでは、頭の形に応じてバランスを補正します。
平面タイプ=「前頭部に高さ」「刈り上げを高め」
凸面タイプ=「クラウンに高さ」「分髪線は短め」
特に凸面タイプの分髪線の処理は誤答しやすいため、短く調整するのが基本と覚えておくと安心です。
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02
「凸面タイプの分髪線は、奥行きを深くみせるために長くする。」が誤りです。
凸面タイプはもともと奥行きが出やすい形なので、分髪線を長くするとさらに奥行きが強調され、バランスが崩れます。
そのため、分髪線は短めにして奥行きを抑えるのが基本です。
適切です。
平面的な後頭部は立体感が出にくいため、前頭部に高さをつくり、全体のシルエットを補います。
不適切です。
凸面タイプは奥行きが十分あるため、分髪線を長くするとバランスが悪くなります。
短めに設定し、奥行きを強調しすぎないようにします。
適切です。
後頭部が平らに見えるタイプでは、高めに刈り上げることで奥行きと立体感をつくります。
適切です。
後頭部が出ている凸面タイプでは、頂点をクラウン(頭頂部寄り後方)に置くことで、シルエットが自然になりバランスが整います。
後頭部の形によって、高さの頂点の位置・刈り上げの高さ・分髪線の長さを調整することがスタンダードヘアの基本です。
平面タイプは立体感を補うために高さや刈り上げを工夫し、凸面タイプは奥行きを強調しすぎないよう分髪線を短くしてバランスをとります。
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