理容師 過去問
第51回
問53 (文化論及び理容技術理論 問13)

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問題

理容師試験 第51回 問53(文化論及び理容技術理論 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

色彩の原理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 色相・明度・彩度を色の三属性という。
  • 無彩色には色相と彩度はない。
  • 最も明度が高いのは黄である。
  • 各色相で最も彩度が高いものを純色という。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題のポイントは、色の三属性(色相・明度・彩度)と純色・無彩色の特徴を理解することです。特に「明度が最も高い色」について誤答しやすいので注意が必要です。

選択肢1. 色相・明度・彩度を色の三属性という。

正しい。
色を表す基本要素は「色相(色みの種類)」「明度(明るさ)」「彩度(鮮やかさ)」で、これを三属性と呼びます。

選択肢2. 無彩色には色相と彩度はない。

正しい。
無彩色(白・灰・黒)は色みを持たないため、色相と彩度が存在しません。属性は明度だけで表されます。

 

選択肢3. 最も明度が高いのは黄である。

誤り。

色相の中で最も明るく見えるのは「黄」ですが、明度が最も高いのは白です。問題文は「黄が最高」と限定しているため誤りとなります。

選択肢4. 各色相で最も彩度が高いものを純色という。

正しい。
純色は混じり気のない最も鮮やかな状態の色で、各色相における彩度の最高点を指します。

まとめ

色の三属性=「色相・明度・彩度」。
無彩色=色相と彩度を持たない。
純色=その色相で最も彩度が高い色。
そして「黄は色相の中で最も明るいが、明度が最高なのは白」と覚えると混乱を防げます。

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02

誤っているのは「最も明度が高いのは黄である。」です。

白が明度の最も高い色です。

黄が最も明るいのは有彩色の中でという条件が付くときだけです。

選択肢1. 色相・明度・彩度を色の三属性という。

適切です。

色の見え方を決める基本の要素は色相(色み)、明度(明るさ)、彩度(あざやかさ)の三つです。

選択肢2. 無彩色には色相と彩度はない。

適切です。

白・灰・黒は無彩色で、色相も彩度も持たず、違いは明度だけで表せます。

選択肢3. 最も明度が高いのは黄である。

不適切です。

明度が最高なのは白です。

黄は有彩色の中では最も明るい色ですが、問題文は条件を付けていないため誤りになります。

選択肢4. 各色相で最も彩度が高いものを純色という。

適切です。

白・黒・灰(無彩色)を混ぜていない、その色相で最も彩度が高い状態を純色といいます。

まとめ

色の性質は三属性(色相・明度・彩度)で整理します。

無彩色は色相と彩度を持たず明度だけで表し、純色はその色相で最も彩度が高い色です。

明度の比較では、条件がなければ白が最も高いことを押さえておくと判断を誤りません。

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