社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
社会保障 問50

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問題

社会福祉士試験 第34回(令和3年度) 社会保障 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

「平成30年度社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所)による2018年度(平成30年度)の社会保障給付費等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 社会保障給付費の対国内総生産比は、40%を超過している。
  • 国民一人当たりの社会保障給付費は、150万円を超過している。
  • 部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費の構成割合をみると、「年金」が70%を超過している。
  • 機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)の社会保障給付費の構成割合をみると、「高齢」の方が「家族」よりも高い。
  • 社会保障財源をみると、公費負担の内訳は国より地方自治体の方が多い。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

1 .社会保障給付費の対国内総生産比は、22.16%です。

2 .国民一人当たりの社会保障給付費は、96万1,200円です。

3 .部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費の構成割合をみると、「年金」は、45.5%です。

4 .正解です機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)の社会保障給付費の構成割合をみると、高齢」が47.1%で最も大きく、「家族」は7.1%です。

5 .社会保障財源をみると、公費負担の内訳は25.3%他の公費12.7%です

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02

正解は、 です。

1 不適切です。社会保障給付費の対国内総生産比は、22.16%です。

2 不適切です。国民一人当たりの社会保障給付費は、約96万です。

3 不適切です。「年金」は、45.5%です。

4 適切です。高齢の方が高いです。

5 不適切です。国庫負担の割合の方が多いです。

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03

日本の社会保障給付費は高齢化の影響で増加を続けており、今後も増加する見込みと言われています。

選択肢1. 社会保障給付費の対国内総生産比は、40%を超過している。

不適切です。社会保障給付費の対国内総生産比は「22.16%」となっています。

選択肢2. 国民一人当たりの社会保障給付費は、150万円を超過している。

不適切です。国民一人当たりの社会保障給付費は「96万1200円」となっています。

選択肢3. 部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費の構成割合をみると、「年金」が70%を超過している。

不適切です。部門別(「医療」「年金」「福祉その他」)の社会保障給付費の構成割合の中で、「年金」の割合は45.5%となっています。

選択肢4. 機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)の社会保障給付費の構成割合をみると、「高齢」の方が「家族」よりも高い。

適切な内容です。「高齢」の割合は46.0%となっており、「家族」の7.2%を大きく上回っています。

選択肢5. 社会保障財源をみると、公費負担の内訳は国より地方自治体の方が多い。

不適切です。公費負担の内訳は、国庫負担が「25.3%」に対して他の公費負担が「12.7%」となっています。

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