社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
相談援助の理論と方法 問102

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問題

社会福祉士試験 第34回(令和3年度) 相談援助の理論と方法 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

相談援助の過程におけるインテーク面接に関する次の記述のうち、ソーシャルワーカーの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • クライエントの課題と分析を基に援助計画の作成を行う。
  • クライエントが解決したいと望んでいる課題について確認する。
  • クライエントの課題解決に有効な社会資源を活用する。
  • クライエントへの援助が計画どおりに行われているか確認する。
  • クライエントと共に課題解決のプロセスと結果について確認する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です

1 .✕クライエントの課題と分析を基に援助計画の作成を行う。

インテークの後に行う、プランニング(計画)の説明です

2 .○クライエントが解決したいと望んでいる課題について確認する。

正解。インテーク(受理面接)は、課題について確認し、支援内容の説明及び契約をする段階です

3 .✕クライエントの課題解決に有効な社会資源を活用する。

プランニングを実施する段階で、インターベンション(介入)といいます。

4 .✕クライエントへの援助が計画どおりに行われているか確認する。

モニタリング(経過観察)の説明です。計画どおりに行われていても、状況の変化などによっては、計画の見直しが必要となります。

5 .✕クライエントと共に課題解決のプロセスと結果について確認する。

エバリュエーション(事後評価)の説明です。援助が終了した時などに、その効果を最終的に評価します。

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02

相談援助過程について問われています。

選択肢1. クライエントの課題と分析を基に援助計画の作成を行う。

×

プランニング planning=計画作成の説明です。

選択肢2. クライエントが解決したいと望んでいる課題について確認する。

インテーク intake=(クライエントの)受け入れについての説明として適切です。

インテークのねらいはクライアントの主訴を傾聴することです。

ソーシャルワーカーが自身や自組織で対応できるか判断するスクリーニングが行われます。

対応できないと判断すると、リファーラル、他施設への紹介が行われます。

選択肢3. クライエントの課題解決に有効な社会資源を活用する。

×

インターベンション intervention=介入、支援の実施の説明です。

選択肢4. クライエントへの援助が計画どおりに行われているか確認する。

×

モニタリング monitoring=経過観察の説明です。

選択肢5. クライエントと共に課題解決のプロセスと結果について確認する。

×

支援の終結についての説明です。

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03

相談援助の展開過程は頻出問題です。それぞれのプロセスについて、正確に理解する事が大切です。

選択肢1. クライエントの課題と分析を基に援助計画の作成を行う。

✕ 選択肢の内容は「プランニング」の説明となっています。

選択肢2. クライエントが解決したいと望んでいる課題について確認する。

〇 インテーク面接の説明です。この段階でクライエントが解決したいと望んでいる課題について、自機関では対応が困難または、より適切な対応機関がある場合はそちらの機関に紹介(リファーラル、送致)します。

選択肢3. クライエントの課題解決に有効な社会資源を活用する。

✕ 選択肢の内容は「インターベンション」の説明となっています。

選択肢4. クライエントへの援助が計画どおりに行われているか確認する。

✕ 選択肢の内容は「モニタリング」の説明となっています。

選択肢5. クライエントと共に課題解決のプロセスと結果について確認する。

✕ 選択肢の内容は「エバリュエーション」の説明となっています。

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