選択肢1. Jさんには福祉サービスの利用希望がないので、支援の必要がないと判断する。
×
ソーシャルワーカーは支援の必要性を「判断」することはありません。
クライアントのデマンドから、ニーズを掘り出し傾聴することが必要です。
選択肢2. Jさんに医師の指示なので面接する必要があると伝える。
×
ソーシャルワーカーが行う面接・面談は医療補助行為ではなく、
医師の指示のもとに行われることではありません。
▶補足1:社会福祉士及び介護福祉士法第2条第1項では社会福祉士の定義について「(前略)医師(中略)その他関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者」と定めています。
▶補足2:社会福祉士及び介護福祉士法施行規則では、社会福祉士が医師の指示の下に行うことのできる行為として下記を定めています。
一 口腔内の喀痰かくたん吸引
二 鼻腔内の喀痰吸引
三 気管カニューレ内部の喀痰吸引
四 胃ろう又は腸ろうによる経管栄養
五 経鼻経管栄養
選択肢3. Jさんが相談室に来たことをねぎらい、退院後の生活を一緒に考えたいと伝える。
〇
適切です。
相談援助過程の中で、開始期にはクライアントの不安を取り除き、
ラポールの形成に努めます。
選択肢4. Jさんにカウンセラーからカウンセリングを受けるように勧める。
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なぜカウンセラーが出てきたのか、なぜJさんにカウンセリングが必要なのか、
根拠が不明瞭です。
選択肢5. Jさんに自分の役割や相談室の機能などについて説明する。
〇
適切です。
相談援助過程の中で、開始期にはクライアントの不安を取り除き、
ラポールの形成に努めます。