社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
福祉サービスの組織と経営 問122
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問題
社会福祉士試験 第34回(令和3年度) 福祉サービスの組織と経営 問122 (訂正依頼・報告はこちら)
福祉サービス提供組織における人材マネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ワークエンゲージメントとは、仕事に対して過度のエネルギーを費やして疲弊してしまう状態を指す。
- バーンアウトとは、活力・熱意・没頭に特徴づけられる仕事に関連するポジティブな心理状態を指す。
- 目標管理制度とは、職員個人の能力に応じた目標と組織目標を関連づけ、組織の業績向上と職員の自己実現を目指すことである。
- コンピテンシーとは、職務や役割において低い成果や業績につながるような行動特性を指す。
- 福祉サービスは多様なニーズを持った人々を支援する複雑な業務であることから、キャリアパスの構築は必要ない。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 3 です。
1×.ワークエンゲージメントとは、仕事に対して過度のエネルギーを費やして疲弊してしまう状態を指す。
↓
設問2にある「活力・熱意・没頭に特徴づけられる仕事に関連するポジティブな心理状態」とは、ワークエンゲージメントのことです。
2×.バーンアウトとは、活力・熱意・没頭に特徴づけられる仕事に関連するポジティブな心理状態を指す。
↓
燃え尽き症候群ともいいます。設問1の「仕事に対して過度のエネルギーを費やして疲弊してしまう状態」とは、バーンアウトのことです。
3◎.目標管理制度とは、職員個人の能力に応じた目標と組織目標を関連づけ、組織の業績向上と職員の自己実現を目指すことである。
↓
その通りです。
4×.コンピテンシーとは、職務や役割において低い成果や業績につながるような行動特性を指す。 ↓
職務や役割において高い成果や業績につながるような行動特性を指します。
5×.福祉サービスは多様なニーズを持った人々を支援する複雑な業務であることから、キャリアパスの構築は必要ない。
↓
多様で高度化するニーズに対応するため、キャリアパスの構築は必要です。
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02
一部選択肢については単語と説明が入れ替わっています。
×
バーンアウト(燃え尽き症候群)の説明です。
×
ワークエンゲージメントの説明です。
〇
適切です。
目標管理制度はMBO(Management by objectives)ともいい、20世紀後半からアメリカを中心に広がりました。
日本でも中心的な評価制度でしたが、最近はこれに疑問を持つ企業も増えているようです。
×
コンピテンシーとは、職務や役割において高い成果や業績につながるような行動特性を指します。
×
複雑な業務であるからこそ、キャリアパスの構築が必要です。
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03
福祉サービスに従事する人材は、今後大幅に不足する事が懸念されています。そのため、福祉サービス提供組織においては人材定着のための労働環境の改善等が課題となっています。その一環として人材マネジメントに力を入れる企業も増えている現状です。
✕ 選択肢の内容は「バーンアウト」の説明となっています。
✕ 選択肢の内容は「ワークエンゲージメント」の説明となっています。
〇 選択肢の通りです。
✕ コンピテンシーとは、職務や役割において、高い業績に繋がるような行動の事を言います。
✕ 福祉サービスでは労働者の定着率が低い傾向にある事が問題視されています。目標を明確化し、それに到達できるような道筋を明確に表す事で、職員はやりがいを持って主体的に働く事に繋がります。
キャリアパスの構築は人材定着のために有効な手段の一つであり、福祉サービスにおいても構築する必要があります。
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