社会保険労務士の過去問
第49回(平成29年度)
労働者災害補償保険法 問1

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問題

社労士試験 第49回(平成29年度) 択一式 労働者災害補償保険法 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

業務災害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:1

1.誤りです。法7条、H12.5.18基発366号。設問の場合は「練習計画以外の自主的な運動」であった為、業務上の負傷にはなりません。

2.正解です。法7条、S31.3.31基収5597号。設問の通りです。

3.正解です。法7条、S26.2.16基災収111号。漁船では労働に従事していない時間も事業所内(船内)にいる必要があり、またフグの給食が慣習になっていたことから、業務遂行性、業務起因性が認められる為、業務災害となります。

4.正解です。法7条、S28.12.18基収4466号。設問の被解雇者の労働は使用者の指揮命令により行われたとは言えない為、業務災害とはなりません。

5.正解です。法7条、S25.10.27基収2693号。設問の通りです。

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02

1 誤りです。設問の労働者が自らの意思で行う
  運動は、労働契約に基づく運動競技の練習に
  は該当しないものであり、業務上として取り
  扱われません。(平成12.5.18基発366号)
2 設問の通りであり、正しいです。(昭和31.3.31
  基収5597号)
3 設問の通りであり、正しいです。設問の場合、
  船中での食事が会社の給食として慣習的に行
  われており、フグの給食が慣習になっていた
  ことから、業務上として取り扱われます。
  (昭和26.2.16基災発111号)
4 設問の通りであり、正しいです。設問の場合、
  労働組合が裁判所の決定を待たずに被解雇者
  らを就労させたものであり、作業中の事故で
  あっても、業務外として取り扱われます。
  (昭和28.12.18基収4466号)
5 設問の通りであり、正しいです。(昭和25.10.27
  基収2693号)

以上のことから、正解は1となります。

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03

1 労働者が自らの意思により運動をしているの
  で、業務上にはなりません。

2 設問のとおり業務上となります。

3 設問のとおり業務上となります。

4 設問のとおり業務外として取り扱います(この
  段階ではどう判決が転ぶかわかっていないため
  解雇の状態です)

5 設問のとおり業務上となります。

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