社会保険労務士の過去問
第49回(平成29年度)
雇用保険法 問1

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問題

社労士試験 第49回(平成29年度) 択一式 雇用保険法 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

失業等給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 求職者給付の支給を受ける者は、必要に応じ職業能力の開発及び向上を図りつつ、誠実かつ熱心に求職活動を行うことにより、職業に就くように努めなければならない。
  • 基本手当の受給資格者は、基本手当を受ける権利を契約により譲り渡すことができる。
  • 偽りその他不正の行為により失業等給付の支給を受けた者がある場合には、政府は、その者に対して、支給した失業等給付の全部又は一部を返還することを命ずることができ、また、厚生労働大臣の定める基準により、当該偽りその他不正の行為により支給を受けた失業等給付の額の2倍に相当する額以下の金額を納付することを命ずることができる。
  • 失業等給付の支給を受けることができる者が死亡した場合において、その未支給の失業等給付の支給を受けるべき者( その死亡した者と死亡の当時生計を同じくしていた者に限る。)の順位は、その死亡した者の配偶者( 婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む。)、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹の順序による。
  • 政府は、基本手当の受給資格者が失業の認定に係る期間中に自己の労働によって収入を得た場合であっても、当該基本手当として支給された金銭を標準として租税を課することができない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 設問の通りであり、正しいです。(法10条の2)
2 誤りです。基本手当を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、
  又は差し押えることができません。(法11条)
3 設問の通りであり、正しいです。「全部又は一部」返還、
  「2倍に相当する額以下」です。確認しておいてください!
  (法10条の4第1項)
4 設問の通りであり、正しいです。
  ※未支給の順序について↓
   配偶者(はい)
   子(し)
   父母(ふ)
   孫(そん)
   祖父母(そ)
   兄弟姉妹(けい)
   …で覚えてみてください!
  (法10条の3第1項、2項)
5 設問の通りであり、正しいです。(法12条)

以上のことから、正解は2となります。

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02

正解:2

1.正しいです。法10条の2。設問の通りです。

2.誤りです。法11条。基本手当を受ける権利を譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえることは出来ません。

3.正しいです。法10条の4第1項。設問の通りです。

4.正しいです。法10条の3。設問の通りです。

5.正しいです。法12条。設問の通りです。いかなる場合も失業等給付に課税されることはありません。

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03

1 設問のとおり正しいです。

2 譲り渡すことはできません。

3 設問のとおり正しいです。合計3倍返しとなりま
  す。
4 設問のとおり正しいです。

5 設問のとおり正しいです。

よって2となります。

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