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社労士の過去問 第52回(令和2年度) 労務管理その他の労働に関する一般常識 問29

問題

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我が国の若年労働者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は、「平成30年若年者雇用実態調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。この調査では、15歳から34歳を若年労働者としている。
   1 .
若年正社員の採用選考をした事業所のうち、採用選考に当たり重視した点(複数回答)についてみると、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」、「コミュニケーション能力」、「マナー・社会常識」が上位3つを占めている。
   2 .
若年労働者の育成方針についてみると、若年正社員については、「長期的な教育訓練等で人材を育成」する事業所割合が最も高く、正社員以外の若年労働者については、「短期的に研修等で人材を育成」する事業所割合が最も高くなっている。
   3 .
若年労働者の定着のために事業所が実施している対策別事業所割合(複数回答)をみると、「職場での意思疎通の向上」、「本人の能力・適性にあった配置」、「採用前の詳細な説明・情報提供」が上位3つを占めている。
   4 .
全労働者に占める若年労働者の割合は約3割となっており、若年労働者の約半分がいわゆる正社員である。
   5 .
最終学校卒業後に初めて勤務した会社で現在も働いている若年労働者の割合は約半数となっている。
( 社労士試験 第52回(令和2年度) 択一式 労務管理その他の労働に関する一般常識 問29 )
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この過去問の解説 (3件)

11
1.正
設問の通りです。
その他、「組織への適応性」や「体力・ストレス耐性」が重視されています。

2.正
設問の通りです。
なお、若年正社員の育成方法については、「OJT」64.8%、「OFF-JT」33.7%、「自己啓発への支援」31.3%、「ジョブローテーション」22.6%の順になっています。

3.正
設問の通りです。
なお、過去1年間(平成 29 年 10 月~平成 30 年9月)に若年労働者がいた事業所のうち、「自己都合により退職した若年労働者がいた」事業所は 44.9%となっています。

4.誤
全労働者に占める若年労働者の割合は 27.3%で、その内訳は若年正社員が 17.2%、正社員以外の若年労働者が 10.2%です。
従って、若年労働者の約6割が正社員ということになります。

5.正
設問の通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

 統計情報・実態調査等からの出題については、最新ではなく少し前の情報を元にされたものもあるので、傾向を俯瞰的に押さえておき、あとは文字通り「一般的な常識判断」を駆使して解いていくことで、学習時間を効率的に使用するのがよいと考えます。

選択肢1. 若年正社員の採用選考をした事業所のうち、採用選考に当たり重視した点(複数回答)についてみると、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」、「コミュニケーション能力」、「マナー・社会常識」が上位3つを占めている。

 正しい記述です。

 本設問文について、誤りであると特に異議を挟む余地はないものと考えます。

 特に、学生時代の学業成績は不問である(重視しない)点は、実生活においても理解しておいてよいでしょう。

選択肢2. 若年労働者の育成方針についてみると、若年正社員については、「長期的な教育訓練等で人材を育成」する事業所割合が最も高く、正社員以外の若年労働者については、「短期的に研修等で人材を育成」する事業所割合が最も高くなっている。

 正しい記述です。

 正社員には長期的に見て当該社の将来を担ってもらう意識があり、正社員以外には即戦力を求める傾向がある点は、特に異議を挟む余地はなく、本設問文が正しいと判断が可能であると考えます。

選択肢3. 若年労働者の定着のために事業所が実施している対策別事業所割合(複数回答)をみると、「職場での意思疎通の向上」、「本人の能力・適性にあった配置」、「採用前の詳細な説明・情報提供」が上位3つを占めている。

 正しい記述です。

 逆の視点で見ると、本設問文にある3つが欠けていると若年労働者が離職してしまいやすくなる点は、特に異議を挟む余地がなく理解できるかと考えます。

選択肢4. 全労働者に占める若年労働者の割合は約3割となっており、若年労働者の約半分がいわゆる正社員である。

 誤った記述です。

 知識レベルの問題と判断しますが、毎年ニュース等で報じられている就職率(大卒・高卒などの区分別もあります)等から、若年労働者における正社員の割合が少ないように感じられれば、正答が可能な設問ではあると判断します。

選択肢5. 最終学校卒業後に初めて勤務した会社で現在も働いている若年労働者の割合は約半数となっている。

 正しい記述です。

 統計を見ていないと、本設問の正誤が判断しづらい知識レベルの問題と判断します。

 本設問文の傾向は今後とも変動しうるものであり、誤答しても全く気にする必要はないと考えます。

1
1.正
設問のとおりです。
若年正社員の採用選考をした事業所のうち、採用選考にあたり重視した点(複数回答)について採用区分別にみると、「新規学卒者」、「中途採用者」とも「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」がそれぞれ77.9%、76.0%と最も高く、次いで「新規学卒者」、「中途採用者」とも「コミュニケーション能力」 (71.1%、62.9%)、「マナー・社会常識」(61.0%、60.1%)の順となっています。

2.正
設問のとおりです。
若年労働者の育成方針についてみると、若年正社員については、「長期的な教育訓練等で人材を育成」する事業所割合が53.6%と最も高く、正社員以外の若年労働者については、「短期的に研修等で人材を育成」する事業所割合が33.8%と最も高くなっています。


3.正
設問のとおりです。
若年労働者の定着のために実施している対策(複数回答)をみると、「新規学卒者」、「中途採用者」とも「職場での意思疎通の向上」がそれぞれ59.0%、58.3%と最も高く、次いで「本人の能力・適性に合った配置」(53.5%、49.4%)、「採用前の詳細な説明・情報提供」(52.0%、49.2%)の順となっています。

4.誤
全労働者に占める若年労働者の割合は約3割となっており、その内訳は若年性社員が17.2%、正社員以外の若年労働者が10.2%となっている。
したがって、若年労働者のうち正社員であるものの割合はおよそ6割となっています。

5.正
設問のとおりです。
在学していない若年労働者が初めて勤務した会社で現在も働いているかどうかについてみると、「勤務している」が約5割(50.9%)となっています。

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