測量士補の過去問
平成27年度(2015年)
問16
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問題
測量士補試験 平成27年度(2015年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、公共測量における空中写真測量で用いるGNSS/IMU装置について述べたものである。( ア )~( エ )に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
空中写真測量とは、空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業のことをいう。空中写真の撮影に際しては、GNSS/IMU装置を用いることができる。GNSSは、人工衛星を使用して( ア )を計測するシステムのうち、( イ )を対象とすることができるシステムであり、IMUは、慣性計測装置である。空中写真測量においてGNSS/IMU装置を用いた場合、GNSS測量機とIMUでカメラの( ウ )を、IMUでカメラの( エ )を同時に観測することができる。これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながる。
空中写真測量とは、空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業のことをいう。空中写真の撮影に際しては、GNSS/IMU装置を用いることができる。GNSSは、人工衛星を使用して( ア )を計測するシステムのうち、( イ )を対象とすることができるシステムであり、IMUは、慣性計測装置である。空中写真測量においてGNSS/IMU装置を用いた場合、GNSS測量機とIMUでカメラの( ウ )を、IMUでカメラの( エ )を同時に観測することができる。これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながる。
- ア:現在位置 イ:全地球 ウ:位置 エ:傾き
- ア:衛星位置 イ:全地球 ウ:傾き エ:位置
- ア:現在位置 イ:日本 ウ:傾き エ:傾き
- ア:現在位置 イ:全地球 ウ:傾き エ:位置
- ア:衛星位置 イ:日本 ウ:位置 エ:傾き
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この過去問の解説 (4件)
01
解説
GNSS/IMU 装置に関する問題です。
空中写真測量とは、空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業のことをいいます。
空中写真の撮影に際しては、 GNSS/IMU装置を用いることができます。
GNSSは、人工衛星を使用して 現在位置 を計測するシステムのうち、 全地球 を対象とすることができるシステムで、IMU、慣性計測装置です。
空中写真測量において GNSS/IMU 装置を用いた場合、GNSS測量機とIMUでカメラの 位置 を、IMUでカメラの 傾き を同時に観測することができます。
これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながります。
したがって、正しい語句の組合せは1となります。
※GNSS/IMUとは
GNSS(Global Navigation Satellite System)測量機
と
慣性計測装置(Inertial Measurement Unit:IMU)
をシステム的に組合せたもの。
カメラの撮影時の位置とスピード、加速度と角速度が同時に計測できる。
IMUにより航空カメラやセンサ等の傾きなどをリアルタイムで計測・記録できる。
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02
GNSSとは人工衛星を使用して全地球を対象として現在位置を計測するシステムです。
空中写真測量においてGNSS/IMUを使用した場合は、
GNSSとIMUでカメラ位置を、
IMUでカメラの傾きを
観測することができます。
以上から正解は 1 となります。
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03
解説
答えを空欄に入れた文章がこちらになります。
空中写真測量とは、空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業のことをいう。空中写真の撮影に際しては、GNSS/IMU装置を用いることができる。GNSSは、人工衛星を使用して”現在位置”を計測するシステムのうち、”全地球”を対象とすることができるシステムであり、IMUは、慣性計測装置である。空中写真測量においてGNSS/IMU装置を用いた場合、GNSS測量機とIMUでカメラの”位置”を、IMUでカメラの”傾き”を同時に観測することができる。これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながる。
GNSS/IMU装置は、GNSSとIMU(慣性計測装置)を組み合わせたものです。
この装置は、GNSSにより飛行機の撮影時の位置等がリアルタイムに計測でき、IMUによって航空カメラやセンサー等の位置と写真の傾きが計測できます。
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04
GNSS/IMU装置についての問題です。
穴埋めすると
GNSSは、人工衛星を使用して「現在位置」を計測するシステムのうち、「全地球」を対象とすることができるシステムであり、IMUは、慣性計測装置である。空中写真測量においてGNSS/IMU装置を用いた場合、GNSS測量機とIMUでカメラの「位置」を、IMUでカメラの「傾き」を同時に観測することができる。これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながる。
となります。
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