測量士補の過去問
平成28年度(2016年)
問27
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問題
測量士補試験 平成28年度(2016年) 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
図27は、境界点A,B、C,Dの順に直線で結んだ土地を表したものであり、土地を構成する各境界点の平面直角座標系における座標値は表27のとおりである。
長方形AEFDの面積が土地ABCDの面積の60%であるとき、点FのX座標値は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
長方形AEFDの面積が土地ABCDの面積の60%であるとき、点FのX座標値は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
- +50.00 m
- +52.00 m
- +54.00 m
- +56.00 m
- +58.00 m
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この過去問の解説 (3件)
01
座標法による面積計算により、境界点ABCDで囲まれた土地の面積を求めます。
面積=Σ{Xn(Yn + 1-Yn - 1)}/2
10m*(10m - 45m) = -350㎡
80m*(60m - 10m) = 4000㎡
50m*(45m - 10m) = 1750㎡
10m*(10m - 60m) = -500㎡
-350㎡ + 4000㎡ + 1750㎡ - 500㎡ = 4900㎡
4900㎡/2 = 2450㎡
長方形AEFDの面積は土地ABCDの面積の60%であるので
2450㎡*0.6 = 1470㎡ となります。
長方形AEFDの境界点A〜D間の距離は、点A、DのY座標値より
45m - 10m = 35m となります。
長方形AEFDの面積を境界点A〜D間の距離35mで割ると
1470㎡/35m = 42m となり、これが境界点A〜E間及びD〜F間の距離となります。
境界点A、DのX座標値が+10mであることから、境界点FのX座標値は、+10.00m + 42m = +52.00m となります。
以上のことから、選択肢の2が答えとなります。
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02
座標値を求める問題です。
座標法による面積計算の求め方、
S=1/2×∑Xi(Y_(i+1)−Y(i−1))
を用いてまず、ABCDの面積を求めます。
A:10m×(10m - 45m) = -350m2
B:80m×(60m - 10m) = 4000m2
C:50m×(45m - 10m) = 1750m2
D:10m×(10m - 60m) = -500m2
(-350m2 + 4000m2 + 1750m2 - 500m2)/2 = 2450m2
長方形AEFDの面積が土地ABCDの面積の60%であるので
長方形AEFD=2450m2×60%=1470m2です。
DA間は45-10=35mであるので、
DF×35m=1470m2
が成り立ちます。
これを計算すると
DF=42mとなりますが、
A,DのX座標が+10.00であるため、
点FのX座標値は52.00となります。
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03
座標法による面積計算の公式
S=∑×1/2
∑=Xi(Yi+1−Yi−1)
上記の式を利用して□ABCDの面積を解いていきます。
Xi(Yi+1−Yi−1)の部分
A=10×(10-45)=-350
B=80×(60-10) = 4000
C=50×(45ー10) = 1750
D=10×(10-60) = -500
S=∑×1/2の部分
-350+4000+1750+(-500) = 4900㎡
4900×1/2 = 2450㎡
①□ABCDの面積×60%= □AEFD
②□AEFD = AD×AE
上記2本の式を使用してFの座標を求めていきます。
① 2450×60% = 1470㎡
ADの長さは
Y座標 表からA10:D45なので 45-10=35m
② 1470=35×AE
AE=42m
X座標 表からA10 なので 10+42=52m(E及びFのX座標)
よって問の答えは 2 となります。
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