測量士補 過去問
令和6年度(2024年)
問19

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問題

測量士補試験 令和6年度(2024年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

次のa〜cの文は、公共測量における航空レーザ測量の欠測率について述べたものである。
(ア)及び(イ)に入る語句又は数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
なお、関数の値が必要な場合は、関数表を使用すること。

a  「欠測」とは、点群データを格子間隔で区切り、一つの格子内に点群データがない場合をいう。
b  欠測率は、対象面積に対する欠測の割合を示すものであり、欠測率=(欠測格子数/格子数)×100で求めるものとする。なお、欠測率の計算対象に、水部( ア )ものとする。
c  800m×600mの範囲において、計画する格子間隔が1mになるように計測した点群データがある。この範囲内に水部はなく、点群データがない格子の個数を数えたところ、36,000であった。この範囲における欠測率として最も近い値は( イ )%である。
  • ア:は含まない  イ:7.0
  • ア:は含まない  イ:7.5
  • ア:は含まない  イ:8.1
  • ア:も含む    イ:7.0
  • ア:も含む    イ:7.5

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は欠測率の理解を問う問題になります。

まず、点群の欠損率では、水面は含まれません。

レーザ計測、UAV写真測量等では、水面下のデータが取れません。

水辺は欠測の対象にならないことを覚えておきましょう。

 

(ア)「は含まない」が正解となります。

(イ)はbに欠測率の求め方が示されているので、これを用いて求めます。

欠測率=(欠測格子数/格子数)×100

1mの格子数 : 800x600

欠測格子数 :36000

36000÷(800x600)x100=7.5

 

選択肢2. ア:は含まない  イ:7.5

正解です。

解説の通りです。

まとめ

この問題は、欠測率の求め方が文章内に含まれていたので、

比較的易しい問題となっています。

文章内にない場合でも求められるようにしておきましょう。

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