測量士補 過去問
令和6年度(2024年)
問26

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問題

測量士補試験 令和6年度(2024年) 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

図26に示すように、起点BP、円曲線始点BC、円曲線終点EC及び終点EPからなる直線と円曲線の道路を組み合わせた新しい道路を建設することとなった。BPと交点IPとの距離が280m、EC〜EPの距離が206m、円曲線の曲線半径R=200m、交角I=60°としたとき、建設する道路の路線長BP〜EPは幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
ただし、円周率π=3.14とする。
なお、関数の値が必要な場合は、関数表を使用すること。
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  • 476m
  • 481m
  • 580m
  • 595m
  • 606m

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この過去問の解説 (3件)

01

これは単曲線の計算問題です。

下記のように計算します。
 


①接線長(TL)を計算します。

TL=Rxtan(θ/2)の公式より、R=200、θ=60°

TL=200x tan30° =200x0.57735=115.47

 

②BP~BC間

280m-115.47m=164.53m
 

③曲線長BC~ECを曲線長の公式CL=RxIx π/180°より

200mx60°x3.14/180°=209.3333≒209.33

 

④BP~EPを求める。

164.53m+209.33m+206m=579.86m≒580m

選択肢1. 476m

誤りです。

選択肢2. 481m

誤りです。

選択肢3. 580m

正しいです。

解説の通りです。

選択肢4. 595m

誤りです。

選択肢5. 606m

誤りです。

参考になった数15

02

以下、回答です。

選択肢1. 476m

580mが正しいため、不正答

選択肢2. 481m

580mが正しいため、不正答

選択肢3. 580m

580mが正しいため、正答

選択肢4. 595m

580mが正しいため、不正答

選択肢5. 606m

580mが正しいため、不正答

まとめ

TL=Rxtan(θ/2)の公式より、R=200、θ=60°

TL=200x tan30° =200x0.57735=115.47

 

BP~BC間

280m-115.47m=164.53m
 

BC~EC

曲線長の公式CL=RxIx π/180°より

200mx60°x3.14/180°≒209.33

 

BP~EP

164.53m+209.33m+206m≒580m


 


 

参考になった数4

03

以下、解答です。

選択肢1. 476m

不正答です。

選択肢2. 481m

不正答です。

選択肢3. 580m

正答です。

選択肢4. 595m

不正答です。

選択肢5. 606m

不正答です。

まとめ

1. 接線長(TL)の算出

接線長は曲線始点(BC)または終点(EC)から交点IPまでの距離で、

TL=R×tan⁡(I/2)です。

TL=200×tan⁡30°=200×0.57735=115.47m

 

2. 起点BPから曲線始点BCまでの距離

交点IPからBPまでの距離は280mなので、

BP−BC=280−115.47=164.53m

 

3. 曲線長(BC~EC)

曲線長は

CL=π×R×I/180です。

CL=3.14×200×60/180=209.33m

 

4. 全路線長 BP〜EPの算出

164.53+209.33+206=579.86 m≒580m

参考になった数0