測量士補 過去問
令和7年度(2025年)
問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

測量士補試験 令和7年度(2025年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次のa〜dの文は、公共測量におけるトータルステーションを用いた基準点測量について述べたものである。( ア )〜( エ )に入る語句又は数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の選択肢から選べ。

a. 器械高、反射鏡高及び目標高は、( ア )位まで測定する。
b. 水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、( イ )行うことを原則とする。
c. 距離測定は、( ウ )を1セットとして、2セット行う。
d. 水平角観測において、対回内の観測方向数は( エ )方向以下とする。
  • ア:センチメートル  イ:それぞれ視準し直して  ウ:1視準1読定  エ:7
  • ア:センチメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準2読定  エ:5
  • ア:ミリメートル  イ:それぞれ視準し直して  ウ:1視準2読定  エ:7
  • ア:ミリメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準2読定  エ:5
  • ア:ミリメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準1読定  エ:7

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

以下、解答です。

選択肢1. ア:センチメートル  イ:それぞれ視準し直して  ウ:1視準1読定  エ:7

不正答です。

選択肢2. ア:センチメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準2読定  エ:5

不正答です。

選択肢3. ア:ミリメートル  イ:それぞれ視準し直して  ウ:1視準2読定  エ:7

不正答です。

選択肢4. ア:ミリメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準2読定  エ:5

正答です。

選択肢5. ア:ミリメートル  イ:1視準で同時に  ウ:1視準1読定  エ:7

不正答です。

まとめ

・ア

一般に、基準点測量での高さはミリメートル単位(mm)まで測定し記録します。

 

・イ

「1視準で同時に」は水平角・鉛直角・距離測定を同じ視準で連続して行うという意味です。

水平角観測、鉛直角観測、及び距離測定は、1視準で同時に行ます

 

・ウ

距離測定は、1視準につき2読定(距離の読み取りを2回)を1セットとしており、これを2セット行うのが基準点測量の標準です。

 

・エ

対回内とは、同じ角度を異なる方向で読み取ることで誤差を減らす方法です。

水平角観測の対回内観測方向数としては、通常は5方向以下が標準とされています。

 

参考になった数0