測量士補 過去問
令和7年度(2025年)
問19

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問題

測量士補試験 令和7年度(2025年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、公共測量におけるUAVレーザ測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の選択肢から選べ。
  • UAVを飛行させるに当たり、航空法に基づく必要な許可又は承認を得るとともに、国土交通省航空局が示す飛行ルールなどに従って作業を行った。
  • 使用するUAVレーザ測量システムの特性や作成できるデータの品質を確認するために、ボアサイトキャリブレーション及び精度試験を実施した。
  • 測量作業範囲の地形条件などを踏まえ、使用するレーザ測距装置の最大測距距離を超えて計測距離を設定した。
  • UAVレーザ計測直後に計測作業を行った場所において、データの収録状況を確認した。
  • オリジナルデータの点検において、必要な精度を有する既存のデータがあり、計測範囲の状況などにそのデータの作成時点から大きな変化がなかったので、既存のデータを点検に使用した。

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この過去問の解説 (1件)

01

以下、解答です。

選択肢1. UAVを飛行させるに当たり、航空法に基づく必要な許可又は承認を得るとともに、国土交通省航空局が示す飛行ルールなどに従って作業を行った。

不正答です。

UAV飛行は航空法の適用を受け、安全確保のために許可・承認およびルール遵守が必須なので正しいです。

選択肢2. 使用するUAVレーザ測量システムの特性や作成できるデータの品質を確認するために、ボアサイトキャリブレーション及び精度試験を実施した。

不正答です。

機器ごとの特性把握と品質確保のため、事前の校正や試験は業界標準です。

よって、正しいです。

選択肢3. 測量作業範囲の地形条件などを踏まえ、使用するレーザ測距装置の最大測距距離を超えて計測距離を設定した。

正答です。

明らかに誤りです。

装置の性能範囲を超える設定はできず、計測距離は必ず最大距離を超えないように設定します。

選択肢4. UAVレーザ計測直後に計測作業を行った場所において、データの収録状況を確認した。

不正答です。

現地でデータ確認をして不具合を早期発見するのは重要な作業ですので正しいです。

選択肢5. オリジナルデータの点検において、必要な精度を有する既存のデータがあり、計測範囲の状況などにそのデータの作成時点から大きな変化がなかったので、既存のデータを点検に使用した。

不正答です。

過去のデータ活用は効率的であり、条件に則れば認められるので正しいです。

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