登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
主な医薬品とその作用 問48

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域2) 主な医薬品とその作用 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、ある点眼薬に配合されている成分の一部である。この医薬品に含まれる成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
<100mL中>
・酢酸トコフェロール  ―  20mg
・メチル硫酸ネオスチグミン  ―  5mg
・塩酸ジフェンヒドラミン  ―  20mg
・コンドロイチン硫酸ナトリウム  ―  100mg
・アミノエチルスルホン酸(タウリン)  ―  500mg
  • 酢酸トコフェロールは、視細胞が光を感受する反応に関与していることから、視力調整等の症状を改善する効果を期待して配合されている。
  • メチル硫酸ネオスチグミンは、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として配合されている。
  • コンドロイチン硫酸ナトリウムは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して、配合されている。
  • アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されている。

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この過去問の解説 (5件)

01

正しいものは、2,4です。

誤っているものについては、以下のとおりです。

1→酢酸トコフェロールは、末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目等の症状を改善する効果を期待して配合されます。

3→コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として配合されます。

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02

正解:2.4

1 ×:酢酸トコフェロール(ビタミンE)は末梢血管を拡張させて血流を改善する作用を示し、結膜充血、疲れ目などの症状を改善する効果を期待して配合されています。
説明文はビタミンA(酢酸レチノールなど)のものです。

2 ○

3 ×:コンドロイチン硫酸ナトリウムは結膜や角膜の乾燥を防ぐ作用を期待して配合されています。
説明文はアズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)など組織修復成分のものです。

4 ○

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03

正解は2と4です。

1  酢酸トコフェロールは、血液循環を良くして、充血を抑える効果を期待して配合されます。

2 その通りです。

3 コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐ効果が期待されます。
炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促すのは、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)、アラントイン等です。

4 その通りです。

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04

正解:2、4

1:酢酸トコフェロール(ビタミンE)は末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目等の症状を改善する効果を期待して用いられます。
設問は、ビタミンA(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール)の説明になります。

2:設問どおり。

3:コンドロイチン硫酸ナトリウムは結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として配合されています。
炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して用いられる成分としては、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)やアラントインがあります。

4:設問どおり。

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05

1 誤りです。
酢酸トコフェロールは、末梢血管を拡張させて血流を改善する作用を示し、結膜充血や疲れ目などの症状を改善することを目的として配合されています。

2 正しいです。

3 コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として配合されています。また、ヒアルロン酸ナトリウムを添加物として用いることにより、コンドロイチン硫酸ナトリウムと結合して、粘稠性を高めます。

4 正しいです。

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