登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
人体の働きと医薬品 問68
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域2) 人体の働きと医薬品 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
鼻に関する記述について、正しいものはどれか。
- 鼻は、嗅覚情報の受容器官で、空気中を漂う物質を鼻腔内に吸い込み、その化学的刺激を感じとる。
- においに対する感覚は非常に鋭敏で、順応を起こしにくく、長時間同じにおいを嗅いでも、そのにおいを感じ続けることができる。
- 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎といい、鼻汁過多や鼻閉(鼻づまり)などの症状を生じる。
- 副鼻腔は、鼻腔と異なり、線毛はなく、粘液を分泌する細胞も存在しない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 その通りです。食品からの嗅覚情報は、舌が受けた味覚情報と脳によって統合されて、風味として認識されます。
2 順応を起こしやすく、長時間同じにおいを嗅いでいると次第にそのにおいを感じなくなります。
3 その通りです。また、鼻中隔の前部は、毛細血管がたくさん分布していて尚且つ粘膜が薄いので、傷つきやすく鼻出血を起こしやすいです。
4 副鼻腔も、鼻腔と同じく線毛があり、粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われています。
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02
1:設問のとおり。鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)を、においの元となる物質の分子(におい分子)が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられます。
2:においに対する感覚は非常に鋭敏ですが、順応を起こしやすく、長時間同じにおいを嗅いでいると次第にそのにおいを感じなくなります。
3:設問のとおり。
4:副鼻腔は、鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥にある空洞を言います。いずれも鼻腔と細い管でつながっています。副鼻腔も、鼻腔と同様、線毛を有し粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われています。
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03
誤っているものは以下のとおりです。
2→においに対する感覚は非常に鋭敏で、順応を起こしやすく、長時間同じにおいを嗅いでいるとそのにおいを感じ続けることができなくなります。
文中に出てくる「順応」とは、同様のストレス刺激を受け続けることにより、身体がそのストレス刺激に慣れ、又は適応し、異常性を感じなくなることです。
4→副鼻腔は線毛を有し、粘液を分泌する細胞でできた鼻粘膜でおおわれています。
線毛は、ほこりなどの粒子を鼻腔内に排出する役割をもっています。
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