登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の医薬品の使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなったりする場合がある。
- 高齢者が一般用医薬品を使用する場合、既定用量の下限で使用していれば、作用が強過ぎる等の問題が生じることはない。
- 高齢者の副作用を生じるリスクが若年時と比べてどの程度増大しているかは、年齢から容易に判断することができる。
- 高齢者は、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすい傾向があるので、家族等の理解や協力も含めて、医薬品の安全使用の観点からの配慮が重要となることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものについては以下のとおりです。
2→下限で使用していても、作用が強くなる場合があります。
3→高齢者の場合、それまでの生活習慣の影響もあり、個人差が大きく、年齢だけで判断できません。
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02
1→
他に、複数の医薬品を長期にわたって使用している場合が多いことから副作用を生じるリスクも高いです。
2、3→
高齢者とはおおよその目安として65歳以上を指します。
高齢者は年とともに肝臓や腎臓等の機能が衰えていきますが、同一年令でも個人差があります。
そのため、通常の大人量よりも少ない容量から様子を見ながら使用していくことが望ましいです。
4→
他に、手先の衰えのために医薬品を包装から上手く取り出すことができない、
細かい文字が見えづらく添付文書や製品表示の記載を読み取ることが難しい、
喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっていることもあります。
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03
各選択肢については以下のとおりです。
1.正しいです。
文のとおりです。
2.誤りです。
高齢者は個人差が大きいのが特徴です。
よって、いくら下限の使用量であっても、
老化により肝臓や腎臓の機能に衰えがみられると
体内に長くとどまりすぎる、効きすぎるということがあります。
3.誤りです。
2のところでも述べましたが、個人差が大きく、また持病となる基礎疾患の種類にも影響されます。よって、年齢だけで判断できません。
4.正しいです。
ほかにも、老化により嚥下しづらくなります。この点についても周囲の配慮が必要です。
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