登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問86

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問86 (訂正依頼・報告はこちら)

次の眼科用薬の配合成分(ビタミン類)とその配合目的のうち、正しいものはどれか。
  • 【配合成分】パルミチン酸レチノール、【配合目的】視力調整等の症状を改善する
  • 【配合成分】フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、【配合目的】角膜の乾燥を防ぐ
  • 【配合成分】パントテン酸カルシウム、【配合目的】結膜充血の症状を改善する
  • 【配合成分】塩酸ピリドキシン、【配合目的】目の疲れ等の症状を改善する

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この過去問の解説 (3件)

01

正しいものは1,4です。

誤っているものについては、以下のとおりです。

2→「フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム」は、角膜の酸素消費能力を増加させ、組織呼吸を亢進します。ビタミンB2欠乏に関わる角膜炎に使用されます。角膜の乾燥を防ぐために用いられるのは「コンドロイチン硫酸ナトリウム」です。

3→「パントテン酸カルシウム」は、目の調節機能の回復を促す目的で使われます。目の疲れには「ピリドキシン塩酸塩」や「トコフェロール酢酸エステル」などが使われます。

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02

正解:1、4です。


フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはビタミンB2です。
角膜など目の粘膜の働きを正常に保つ働きをします。

角膜の乾燥を防ぐ成分としては、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどがあります。

パントテン酸カルシウムはビタミンB5です。

結膜充血の症状を改善する成分としては、
アドレナリン作動成分の、
塩酸ナファゾリン、硝酸ナファゾリン、
塩酸エフェドリン、塩酸テトラヒドロゾリン等や
抗炎症成分の、塩化リゾチームやグリチルリチン酸二カリウム等があげられます。

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03

1)正
2)誤
角膜の乾燥を防ぐのはコンドロイチン硫酸ナトリウムの配合目的です。
正しくは、角膜炎に対して改善する、です。

3)誤
パントテン酸カルシウムの目的は、目の調節機能の回復を促すことです。

4)正

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