登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問12

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の役割に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a  軽度な疾病に伴う症状の改善
b  生活習慣病の運動療法又は食事療法の代替
c  生活の質(QOL)の改善・向上
d  健康状態の自己検査
  • a 誤   b 正   c 正   d 誤
  • a 正   b 誤   c 正   d 正
  • a 正   b 正   c 正   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 誤
  • a 誤   b 正   c 誤   d 正

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

現在の一般医薬品の役割は次のように定義されます。
1.軽度な疾病に伴う症状の改善
2.生活習慣病等の疾病に伴う症状発症の予防
3.生活の質(QOL)の改善・向上
4.健康状態の自己検査
5.健康の維持・増進
6.その他保健衛生(衛生害虫の防除、殺菌消毒等)

あくまでも疾病の予防のためのものであり、他の療法の代替を目的としたものではありません。

参考になった数40

02

一般用医薬品の役割は、
・軽度な疾患に伴う症状の改善
・生活習慣病等の疾患に伴う症状発現の予防
 (科学的・合理的に効果が期待できるものに限る)
・生活の質(QOL)の改善・向上
・健康状態の自己検査
・健康に維持・増進
・その他保健衛生
と定義されています。

したがって、
正しいものは、a、c、d です。

bは予防ではなく治療の代替となっているため、誤りです。

参考になった数15

03

a 正

一般用医薬品は、生活者が自ら選択し、使用するものなので、薬剤師や登録販売者などの専門家による適切な情報提供が大切です。

b 誤

運動療法や食事療法の代替になるわけではなく、一般用医薬品とは、疾病の診断・治療・予防に用いられるものです。

生活習慣病には、運動療法や食事療法が欠かせません。

c 正

セルフメディケーションの一環として、一般用医薬品はQOLの改善・向上や、健康の維持・増進に用いられます。

d 正

一般の生活者が主役となるセルフメディケーションは、自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることを意味します。

自己検査の判定結果によっては受診するべきであり、その判断材料となるのが、セルフ検査です。

参考になった数5