登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問26
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
解熱鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 解熱鎮痛成分(生薬成分を除く。)による胃腸障害を軽減させることを目的として、水酸化アルミニウムゲル等の制酸成分が配合されている場合がある。
b 鎮静作用がある生薬成分として、カノコソウが配合されている場合がある。
c 発熱によって消耗されやすいビタミンの補給を目的として、メトカルバモールが配合されている場合がある。
d 鎮痛作用を高める効果を期待して、無水カフェインが配合されている場合がある。
a 解熱鎮痛成分(生薬成分を除く。)による胃腸障害を軽減させることを目的として、水酸化アルミニウムゲル等の制酸成分が配合されている場合がある。
b 鎮静作用がある生薬成分として、カノコソウが配合されている場合がある。
c 発熱によって消耗されやすいビタミンの補給を目的として、メトカルバモールが配合されている場合がある。
d 鎮痛作用を高める効果を期待して、無水カフェインが配合されている場合がある。
- a 正 b 正 c 誤 d 正
- a 誤 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
a→ 解熱鎮痛成分による胃腸障害を軽減するため、水酸化アルミニウムゲルが配合されている場合があります。
水酸化アルミニウムゲルは、胃の粘膜を保護する作用があります。
例として、解熱鎮痛薬として有名な「バファリン」にも乾燥水酸化アルミニウムゲルが配合されています。
b→ カノコソウは鎮痛作用、睡眠の改善作用、リラックス効果などがある生薬です。
鎮痛薬の持つ成分の働きをさらに高める目的で配合されている場合があります。
c→ メトカルバモールは、筋肉の痙攣や緊張を緩和するために用いられます。
発熱で失われるビタミンを補う目的で、ビタミンB1やビタミンCが配合されています。
d→ 鎮痛作用を高める効果を期待して、無水カフェインが配合されている場合があります。
例として、「イブA錠」にも配合されています。
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02
解熱鎮痛成分は胃腸障害を起こしやすいため、その軽減のため水酸化アルミニウムゲル等の制酸成分が配合されている場合があります。
b.正しい
カノコソウは鎮静作用を持つ生薬です。
c.誤り
発熱によって消耗されやすいビタミンの補給を目的として配合されている場合、ビタミンCやビタミンB群、タウリンなどが配合されている場合があります。
メトカルバモールは骨格筋の緊張を鎮める成分で、解熱鎮痛剤に配合されている場合があります。
d.正しい
無水カフェインには、鎮痛作用を高める効果があります。
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03
a 正
水酸化アルミニウムゲルは、胃酸を中和する制酸成分です。
透析療法を受けている人は、アルミニウム脳症・アルミニウム骨症のおそれがあるため禁忌となっています。
また、それ以外の人の連用も避けることとされています。
b 正
カノコソウは、オミナエシ科のカノコソウの根茎及び根を基原とする生薬です。
神経の興奮や緊張を和らげる作用があるとされ、長期連用は避けることとされています。
c 誤
メトカルバモールは、中枢性の筋弛緩成分です。
解熱鎮痛剤が作用しにくい筋肉痛などに用いられます。
d 正
アセトアミノフェン・カフェイン・エテンザミドの頭文字の組み合わせで、ACE処方と言われています。
無水カフェインは、鎮痛作用の効果を補助する目的で配合されており、解熱鎮痛での眠気覚ましの効果は期待できません。
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