登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
薬事に関する法規と制度 問94
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 薬事に関する法規と制度 問94 (訂正依頼・報告はこちら)
毒薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 毒薬とは、毒性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する医薬品をいう。
b 毒薬は、単に毒性が強いものだけでなく、薬効が期待される摂取量(薬用量)と中毒のおそれがある摂取量(中毒量)が接近しており安全域が狭いため、その取扱いに注意を要するもの等が指定されている。
c 毒薬を貯蔵、陳列する場所の規定に違反した者に対する罰則は、設けられていない。
d 毒薬を収める直接の容器又は被包には、白地に黒枠、黒字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。
a 毒薬とは、毒性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する医薬品をいう。
b 毒薬は、単に毒性が強いものだけでなく、薬効が期待される摂取量(薬用量)と中毒のおそれがある摂取量(中毒量)が接近しており安全域が狭いため、その取扱いに注意を要するもの等が指定されている。
c 毒薬を貯蔵、陳列する場所の規定に違反した者に対する罰則は、設けられていない。
d 毒薬を収める直接の容器又は被包には、白地に黒枠、黒字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 誤 d 正
- a 誤 b 誤 c 正 d 正
- a 誤 b 誤 c 正 d 誤
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この過去問の解説 (3件)
01
単に毒性が強いものだけをいうのではなく、薬の効能が期待される摂取量(薬用量)と、中毒の恐れがある摂取量(中毒量)が接近していて安全な領域が狭いため、その取扱いに注意を要するもの等が指定されています。
また毒薬を貯蔵、陳列する場所の規定に違反した者は、1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。とされています。(法第86条に基づく)
容器等への表示に関しては、毒薬を収める直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければいけません。
そのため、
aは問題文の通りなので正解
bも問題文の通りなので正解
cは最後の文の「設けられていない」が「1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金に処し又はこれを併科する」となるので不正解
dも真ん中の文の「白地に黒枠、黒字をもって」が、「黒地に白枠、白字をもって」となるので不正解
よって、1が正解となります。
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02
a.bについては問題文のとおりです。誤っているものについては以下のとおりです。
c.→罰則が設けられています。「1年以下の懲役もしくは百万円以下の罰金(または併科)に処する」とあります。
d.→正しくは「黒地に白枠、白字」です。
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03
a 正
毒薬や劇薬を14歳未満の者その他安全な取り扱いに不安のある者に交付することは禁止されています。
b 正
一般用医薬品では毒薬や劇薬に該当するものはありません。
要指導医薬品の一部に限られます。
c 誤
毒薬や劇薬は、ほかの医薬品と区別して貯蔵・陳列しなければなりません。
また、毒薬の貯蔵・陳列には、かぎを施す必要があります。
これらに違反した場合には罰則が設けられています。
d 誤
毒薬は、黒地に白枠、白字で「毒」と品名が記載されます。
劇薬は、白地に赤枠、赤字で「劇」と品名です。
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