登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問5
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問題
登録販売者試験 平成28年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
アレルギー(過敏反応)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 基本的に薬理作用がない添加物は、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)とはならない。
b 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品がアレルゲンになりやすくなり、思わぬアレルギーを生じることがある。
c 内服薬だけでなく、外用薬でもアレルギーが引き起こされることがある。
a 基本的に薬理作用がない添加物は、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)とはならない。
b 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品がアレルゲンになりやすくなり、思わぬアレルギーを生じることがある。
c 内服薬だけでなく、外用薬でもアレルギーが引き起こされることがある。
- (a)正 (b)正 (c)正
- (a)正 (b)誤 (c)正
- (a)正 (b)誤 (c)誤
- (a)誤 (b)正 (c)正
- (a)誤 (b)正 (c)誤
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この過去問の解説 (3件)
01
・医薬品には鶏卵や牛乳等を原材料とするものもあるので、薬理作用が無い添加物が使用されていても、アレルギーを引き起こす可能性があります。
・医薬品や食品等でアレルギーを起こしたことが無い人でも、病気等に対する抵抗力が低下している場合に、アレルギーを生じることがあります。
・医薬品のアレルギーは薬理作用とは関係なく起こりえるものなので、塗り薬や貼付剤等の外用薬によっても、湿疹やかぶれ等の皮膚症状等が引き起こされることがあります。
なので、
1は「アレルギーを引き起こす原因物質とならない」が「アレルギーを引き起こす原因物質となりうる」となるので間違い。
2は問題文の通りなので正しい。
3も問題文の通りなので正しい。
となり、4が正解です。
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02
アレルギーはあらゆる物質で起こり得ます。よって、a.は不適切な文です。
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03
正解:4
アレルギー(過敏反応)に関する問題
アレルギーは、免疫機能が過剰に反応して起こる好ましくない症状のことです。医薬品に限らずあらゆる物質がアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)になる可能性があります。
a 誤:アレルゲンとなる添加物には黄色4号カゼイン亜硫酸塩などが挙げられます。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。
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