登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
薬事に関する法規と制度 問58

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成28年度(東京都) 薬事に関する法規と制度 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の広告に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。


a  医薬品の使用前・使用後を示した図画・写真等を掲げることは、効能効果等の保証表現とはならない。

b  チラシやパンフレット等の同一紙面に、一般用医薬品と、食品、化粧品、雑貨類等の医薬品ではない製品を併せて掲載することはできない。

c  漢方処方製剤等で、効能効果に一定の前提条件(いわゆる「しばり表現」)が付されている一般用医薬品について、しばり表現を省いて広告することは原則として認められていない。

d  承認されている効能効果のうち、一部のみを抽出した広告を行うことは、ある疾病や症状に対して特に優れた効果を有するかのような誤認を与えるおそれがある。
  • (a 、b)
  • (a 、c)
  • (b 、c)
  • (b 、d)
  • (c 、d)

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

a…誤りです。
効能効果等の保証表現となります。

b…誤りです。
一般用医薬品と、食品、化粧品、雑貨類等の医薬品ではない製品を併せて掲載すること自体は問題ありません。

c…正しいです。
また、構成生薬の作用を個別に説明することも認められていません。

d…正しいです。
過度の消費や乱用を助長する恐れがある広告は不適正とされています。


よって、c・dが正しい組み合わせとなります。

参考になった数21

02

正解は5です。

a→ 使用前・使用後を示した図画・写真等を掲げることにより、使用後に現れる効果効能が明らかになるので保証表現となります。

b→ チラシやパンフレット等の同一紙面に、一般用医薬品と、医薬品ではない製品を併せて掲載することはできます。

c→ 設問の通りです。

d→ 承認されている効能効果のうち、一部のみを抽出した広告を行うことはふさわしくありません。医薬品の誤った使用につながりかねません。

参考になった数5

03

正解:5(c d)

医薬品の広告に関する問題です。

a 医薬品の使用前・使用後の図画・写真等を掲げることは効能効果等の保証表現となり、それは誇大広告とみなされています。

b チラシやパンフレットなどに一般用医薬品とそうでない製品(食品など)を同時に載せること自体は問題ありませんが、食品などに医薬的な効能効果があるように見せかけることは、承認前医薬品の広告とみなされる場合があります。

c 問題文の通りです。漢方では使用する人の体質を限定した「しばり表現」が使われています。

d 問題文の通りです。事実に反する認識をさせるおそれがある広告は、禁止されています。

参考になった数1